【CLグループG展望】王者シティに死角なし、5季連続出場ライプツィヒが対抗
◆編集部予想
◎本命:マンチェスター・シティ
○対抗:ライプツィヒ
△連下:ツルヴェナ・ズヴェズダ
☆大穴:ヤング・ボーイズ
◆数人の選手入れ替えも盤石の王者〜マンチェスター・シティ〜
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昨季は悲願のCL初優勝を果たしたシティ。3冠達成のメモリアルイヤーとなった中、今季に向けては若干の選手の入れ替えがあった。MFギュンドアン、MFマフレズ、DFラポルテがクラブを去り、代わってMFコバチッチ、FWドク、DFグヴァルディオルが加入した。MFデ・ブライネの長期離脱は痛いが、選手層の厚みを考えればグループステージで躓くことは考えられない。昨季13ゴールを挙げてCL得点王となったFWハーランドを軸に、成長著しく使い勝手の良いFWアルバレスもおり、穴はない。よっぽどのことがない限り首位通過は堅いだろう。
◆経験値でも2弱を凌駕〜ライプツィヒ〜
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昨季はシティの前にベスト16敗退となったライプツィヒ。ただ、5季連続出場でCL常連の仲間入りを果たしている経験値は、ツルヴェナ・ズヴェズダとヤング・ボーイズを大きく凌駕するはずだ。そのライプツィヒは今季、シティにグヴァルディオルを引き抜かれたことを筆頭に、MFソボスライ、FWエンクンクとチームの背骨がプレミアリーグのメガクラブへと旅立った。それでも迎え入れたFWオペンダ、MFシャビ・シモンズが早くもチームにフィットしており大当たりの予感。伸び盛りの若手を多数擁するチームをローゼ監督がうまくまとめきればグループステージ突破は簡単なミッションになるはずだ。
◆デゲネクら守備陣の奮闘が生命線〜ツルヴェナ・ズヴェズダ〜
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セルビアリーグ6連覇中のツルヴェナ・ズヴェズダが2019-20シーズン以来、4季ぶりに本戦出場を果たした。当時も在籍していた元横浜F・マリノスの29歳DFデゲネクは健在で、オーストリア代表として100試合の出場歴を持つDFドラゴビッチと共に3バックを形成している。攻撃陣では昨季国内リーグで17ゴールを挙げて得点王となった元セルビア代表WGカタイが軸。背中の負傷で出遅れていたが、直近の試合で途中出場しておりCL初戦には万全の状態で挑めそうだ。前回はバイエルンやトッテナムが同居したグループを1勝5敗の最下位に終わったリベンジを果たせるか。
◆スイス代表の主砲が鍵〜ヤング・ボーイズ〜
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昨季、ここ6年で5度目の優勝を飾り、スイス王者に返り咲いたヤング・ボーイズはプレーオフでマッカビ・ハイファを下し2季ぶりに本戦出場を果たした。新戦力としてはインテルからMFマレス、アタランタからFWコリーを獲得。現有戦力での注目はスイス代表FWイッテンだ。190cmの大型ストライカーで昨季は国内リーグで19ゴール8アシストを記録し、得点ランク2位となった。プレーオフのマッカビ・ハイファ戦でもゴールを挙げ、本戦出場に導いた彼が本戦でも結果を残せればツルヴェナを上回ることができそうだ。
久保所属のソシエダvsインテル、三笘所属のブライトンvsAEKアテネなど
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