リーグ6連勝目指すバルセロナ、チャビ監督は自信と課題語る「セルタ戦で悪い試合をしたとは言え…」
23日に行われた前節のセルタ戦は、76分の時点で2点のビハインドを背負う苦しい展開となったバルセロナ。しかし、その後ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの2ゴールとポルトガル代表DFジョアン・カンセロの1ゴール1アシストの活躍により逆転に成功。リーグ戦5連勝とした。
そんな中で迎えるのが、ミッドウィーク開催となるラ・リーガ第7節のマジョルカ戦。首位キープに向けリーグ戦6連勝を飾りたいところだが、チャビ監督は苦戦した前節を引き合いに出し、課題も口にした。
「セルタ戦では良いプレーができなかった。しかし、我々は勝利し、リーグ首位に立った。そして私はクラブとの契約を延長することができた。これはクラブが我々のプロジェクトを信頼していることを示している」
「我々はよく戦っているし、全体的に良いサッカーをしている。しかし、私はフォワードの機動力がもっと見たいし、よりうまくスペースを攻める必要がある。そういった攻撃から多くのものを得ることができるから、彼らはもっとポジショニングに向き合う必要がある。だが、セルタ戦で悪い試合をしたとは言え、我々は正しい軌道に乗っている」
チャビ監督は自らのチームの強みも語り、選手のバリエーションの豊富さを強調。スペイン代表MFペドリに続き、セルタ戦の負傷でオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングも離脱となったが、他の選手が代役と務められると述べた。
「このチームの最も優れている点の1つはその多才さだ。さまざまなポジションにさまざまな選手がいる。セルジ・ロベルト、ガビ、ジョアン・カンセロ、ギュンドアン、ジョアン・フェリックス、クンデ、アラウホ。こういった選手はとてもうまく状況に対応できる」
「(ペドリとデ・ヨングの欠場は)大きな損失だ。しかし、我々にはその穴を埋める別の選手がいる。我々はベンチをローテーションさせることができるし、それは非常に重要なことだ」