11日、明治安田生命J1リーグ第32節のアルビレックス新潟vsFC東京がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

ホームの新潟は直近6試合無敗と好調を維持している中での一戦。前節の京都サンガF.C.戦を1-0の勝利で終え、10位まで順位を上げている。その京都戦からはメンバーを4人変更。トップ下に谷口が入った他、センターバックは千葉と舞行龍ジェームズ、ボランチは高と星のコンビとなった。

対するアウェイの11位・FC東京は2連敗中。前節のFC東京戦は1-2で敗れた。今節は広島戦で一発退場した仲川と累積警告のエンリケ・トレヴィザンが出場停止。仲川の代わりに渡邊が右ウイングに入り、トップ下が松木、ダブルボランチが原川と小泉に。最終ラインは左からバングーナガンデ佳史扶、木本、森重、長友という並びになった。

先にチャンスを作ったのはホームチーム。7分に星のボックス手前からのシュートが枠の上へ外れると、その1分後には右サイドからのクロスを左ポケットで谷口が収め、ゴールに向き直ってからシュート。こちらはGK野澤に防がれた。

主導権を握る新潟はその後もサイドを起点にFC東京ゴールに迫る。19分には、味方との連携で右ハーフスペースを上がった藤原がゴールラインぎりぎりからクロス。ここに飛び込んだのは谷口だったが、右足のシュートはゴール右に外れた。

なかなか攻撃の形が作れないFC東京は、33分にセットプレーの流れから初シュート。敵陣左サイドのFKから右サイドへ展開すると、最後はアダイウトンのヘディングシュートへ繋がったが、ボールの勢いが足りずGK小島に難なく処理された。

前半の内にリードを奪いたい新潟はアディショナルタイムにもチャンス。松田の右サイドの仕掛けから再び谷口がシュートを打ったが、これは右サイドネットを外から揺らすにとどまった。

両チームともに交代なしで迎えた後半。新潟はディエゴ・オリヴェイラのタックルを後ろから受けた舞行龍ジェームズが負傷するアクシデントに見舞われる。代わりに57分からトーマス・デンがピッチに立った。

徐々に攻勢を強め始めたFC東京は、61分に決定機。左サイド高い位置でバングーナガンデがボールを奪い返すと、原川の無回転気味のシュートがGK小島を襲う。しかし、ここはきっちりと弾き出し事なきを得た。

一方の新潟もすぐさま反撃。63分、カウンターから谷口が左ポケットまでドリブルで運び、左足でファーを狙ったが、これは大きく枠を外れてしまった。

再三チャンスを作りながら先制点が遠い新潟は、68分に2枚替え。松田と太田の両ウイングを下げ、三戸と小見を投入。その3分後にはFC東京のピーター・クラモフスキー監督も動き、足を痛めた様子のバングーナガンデを白井に、アダイウトンを俵積田へと変えた。

その後も交代カードを切りながら1点を目指した両チームだったが、ネットは揺らせないまま後半アディショナルタイムに突入。すると右サイドから崩した新潟にこの試合最大の見せ場が。途中出場の小見がクロスに頭で合わせたシュートが枠内に飛んだものの、GK野澤のビッグセーブに阻まれた。

そのまま試合は0-0で終了。1桁順位でのフィニッシュに向けては手痛いドローとなったが、新潟は無敗記録を「7」に伸ばし、FC東京は連敗を「2」で止めた。

アルビレックス新潟 0-0 FC東京