明治安田生命J1リーグ第32節の1試合が11日にレモンガススタジアム平塚で催され、ホームの湘南ベルマーレが2-1で名古屋グランパスを下した。

最下位こそ脱出したものの、予断許さずの17位につける湘南はチーム最多11ゴールの大橋と阿部の2トップでスタート。一方、5位の名古屋は前節と同じイレブンで挑んだ。

名古屋がボールを握り、フィニッシュ数でも優勢の流れとなるが、復帰したGKソン・ボムグンの冷静な処理が光る湘南も縦の意識を強く打ち出して敵陣に押し入り、対抗する。

その湘南は15分、右サイドにポジションを崩した阿部のフィードからボックス左の平岡が胸トラップから右足で折り返すと、ゴール前の大橋が右足で蹴り込み、先制に成功する。

4戦連発弾のエースは名古屋が前がかる23分にも阿部のボールカットからカウンター。独走状態になると、右足ループこそ相手GKに弾かれるが、こぼれ球を頭で押し込んだ。

チャンスがありながら連続失点の名古屋はその後もシュート数を増やすが、GKソン・ボムグンの攻略に苦戦。42分にカウンターからキャスパー・ユンカーが迫った場面も生かせず。

追う名古屋は後半から永井を下げて森島を送り込むが、湘南が前半の勢いそのままにペースを握る。その湘南が岡本や鈴木のシュートで次の1点に迫るが、名古屋が1点差に詰め寄る。

和泉、久保の繋ぎでボックス右にボールを持ち込み、森島が右足でフィニッシュ。これは相手DFにブロックされるが、こぼれ球を久保がすぐさま左足で押し込んでいった。

崩されてしまった湘南だが、福田や奥野の交代カードも切りながら攻めの姿勢を失わず。ハットトリックがかかる大橋が73分に右足ミドルを放つが、GKランゲラックが許さず。

久保のJ1初ゴールでついに湘南の守りを崩した名古屋も75分の貴田投入で前線を2トップにすると、87分にも中島をピッチへ。押し込む形を作り出すが、湘南も集中を切らさない。

名古屋は最後の交代で吉田も送り出して、攻めに注力するが、湘南も最後まで譲らず、2試合ぶりの勝利。直近4試合で3勝目(1分け)を掴み、残留に大きな1勝を掴んだ。

湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス
【湘南】
大橋祐紀(前15、前23)
【名古屋】
久保藤次郎(後18)