イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィナ会長が、ユーロ2024本大会出場を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨年11月に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃す屈辱を味わったイタリアは、今年8月にロベルト・マンチーニ前監督が突如として辞任を表明。FIGCは目標としていたユーロ2024本大会出場を果たすため、昨季ナポリに33年ぶりのスクデットをもたらしながら退任していたルチアーノ・スパレッティ監督に、混乱するチームの再建を託した。

就任早々ユーロ予選に挑むことになったスパレッティ監督だが、5試合を消化して3勝1分け1敗の2位につけ、20日に行われた最終節では3位のウクライナ代表と対戦。引き分け以上で本大会出場が決まる一戦は苦しい展開が続きながらも最後まで失点を許さずゴールレスドローに終わり、チャンピオンに輝いた前回大会に続く本大会出場を決めた。

この結果にはグラヴィナ会長も喜びを露わにしており、難しい仕事を成し遂げたスパレッティ監督に賛辞を贈っている。

「我々はイタリア国民に対して、(W杯予選敗退による)傷を癒すと約束していた。そして今日、その約束を果たせたと思う」

「(ナポリを退任した)スパレッティはフットボールへの熱意が戻り、特別なチームに復帰したいという願望が芽生えていた。彼は喜びと冷静さを持って、このチームに形と個性を取り戻したのだ」

「最後の数分間の苦しみを除き、今日は試合を支配するチームが見られたと思う。試合終了時には、すべての欲望と喜びが見て取れただろう。我々は(ユーロが開催される)ドイツに行く。そこに行くべきだったが、行けないリスクもあった。スパレッティとチーム全員を称賛したい」