プレミアリーグ第13節、ニューカッスルvsチェルシーが25日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが4-1で快勝した。

7位のニューカッスルと、10位のチェルシーによる上位浮上を狙う強豪同士の直接対決。

久々のチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋に加え、負傷者に悩まされるマグパイズ。前々節はアーセナルに初黒星を与えたが、直近2試合ではドルトムント、ボーンマスに0-2の完敗。週明けのCLで重要なパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなかで連敗ストップを期した一戦ではウィルソンやロングスタッフを新たに欠く形となったが、負傷明けのイサクや代表戦で状態が懸念されたトリッピアーらがスタメンに入った。

対するチェルシーは前々節にトッテナムに初黒星を与え、前節はマンチェスター・シティ相手に4-4のドロー。今シーズンを占う強豪5連戦においてここまで上々の滑り出しを見せている。満身創痍のエディ・ハウ率いるチーム撃破を狙ったこの一戦では先発2人を変更。ディザジに代えてバディアシル、南米帰りのカイセドに代えてウゴチュクを抜擢した。なお、累積警告のポチェッティーノ監督はベンチ入り禁止となり、この試合ではスタンドからチームを見守る形となった。

ホームで勢いを持って試合に入ったニューカッスルは立ち上がりからチェルシーを押し込んでいく。序盤はなかなか決定機まで持ち込めずにいたが、ファーストチャンスをゴールに結びつけた。

13分、相手を押し込んでの波状攻撃からペナルティアーク付近でボールを持ったマイリーがボックス中央右で動き直したイサクの足元へ丁寧な縦パスを通す。ここでスムーズに前を向いたイサクが冷静にゴール左隅へシュートを流し込んだ。

守勢の状況で耐え切れずにビハインドを背負ったチェルシーは、以降も相手の強度の高いプレスに苦戦。なかなか効果的にボールを前進できない。

それでも、20分過ぎに鋭いロングカウンターからスターリングが背後へ抜け出す決定機を創出。ここはボックス手前でDFトリッピアーにファウルで止められてしまうが、このプレーで得たボックス手前左のFKの場面でキッカーのスターリングが壁のギリギリ上から落とす見事なシュートを突き刺し、23分の同点ゴールとした。

1-1の振り出しに戻った試合はここからアウェイチームペースで進んでいく。30分過ぎには人数をかけた仕掛けからエンソ・フェルナンデスのミドルシュート、直後の右CKではバディアシルのヘディングシュートでGKポープを脅かすと、36分にもボックス内で仕掛けたギャラガーにシュートチャンスが訪れるが、ここは枠に飛ばすことができない。

一方、先制点以降は流れのなかでチャンスを作れなくなったニューカッスルも、トリッピアーのプレースキックからフリーのジョエリントンのダイビングヘッド、43分にはトリッピアーが今度は直接FKでゴールに迫るが、惜しくもクロスバーに阻まれた。

結局、1-1のイーブンで折り返した後半は立ち上がりこそ拮抗したものの、60分をすぎて大きく動く。

まずは60分、ニューカッスルはFKの流れで相手を動かしてゴードンが左サイドから正確なクロスを供給。これをゴール前にドフリーで走り込んだラッセルズが頭で右隅へ流し込む。さらに、直後の61分には自陣ボックス付近でバックパスを受けたDFチアゴ・シウバが痛恨のキックミス。これを前向きのジョエリントンがかっさらうと、ボックス内でのGKとの一対一を難なく制した。

ディフェンスリーダーの痛恨のミスを含む拙守で一気に2点のビハインドを背負ったチェルシーは、69分に3枚替えを敢行。ギャラガー、ウゴチュク、ジャクソンを下げてカイセド、ムドリク、ブロヤとより攻撃的な選手をピッチに送り込む。だが、ここから反撃というタイミングの73分には自陣でボールを失いかけたリース・ジェームズがゴードンを倒してしまい、2枚目のカードで退場に。

一方、2点リードに数的優位まで手にしたニューカッスルは83分にアルミロンのスルーパスに抜け出したゴードンがトドメの4点目を奪取。これで勝利を確実にしたホームチームは週明けのPSG戦を睨んだ戦い方にシフト。主力を続けてベンチに下げ、終盤はアカデミー育ちの若手をピッチに送り出した。

その後は危なげなくゲームをコントロールしたニューカッスルが4-1のスコアで試合をクローズ。チェルシーの自滅を利用して余裕を持って勝ち切ったエディ・ハウのチームは、公式戦連敗をストップしPSG戦へ大きな弾みを付けている。

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