チャンピオンズリーグ(CL)グループE第5節、ラツィオvsセルティックが28日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのラツィオが2-0で勝利した。

前節、フェイエノールト(勝ち点6)とのホームゲームを1-0で競り勝ち、グループ2位に浮上したラツィオ(勝ち点7)。今節の勝利且つ、数時間後に行われるフェイエノールトとアトレティコ・マドリー(勝ち点8)で首位のアトレティコの勝利で決勝トーナメント進出が決まるなか、グループ最下位チームをホームで迎え撃った。直近のセリエAで格下サレルニターナに1-2で敗れる失態を演じたサッリのチームは、その試合から先発4人を変更。MF鎌田大地に代わってルイス・アルベルト、カタルディとインモービレ、ザッカーニに代えてロベッラ、イサクセン、カステジャノスを起用した。

一方、奇跡の逆転突破へこの試合の勝利が絶対条件となるセルティック(勝ち点1)。だが、直近のマザーウェルとのホームゲームでは土壇場の失点で1-1のドローに終わり、難敵相手のアウェイゲームに弾みを付けられず。なお、この試合ではFW古橋亨梧がスタメン。負傷のDF岩田智輝、FW前田大然とMF旗手怜央は登録外のDF小林友希と共にメンバー外となった。

互いに前から圧力をかけ合うアグレッシブな入りを見せると、開始5分にはペナルティアーク付近でボールを受けた古橋が左足のシュートで最初の枠内シュートを記録。

一方、ラツィオも徐々に中盤でプレス回避を見せると、10分にはボックス手前右でゲンドゥージが上げたクロスをファーに走り込んだフェリペ・アンデルソンがフリーでダイビングヘッド。だが、このシュートを枠に飛ばせない。

互いにプレスの勢いが落ち着き始めると、以降は共に後方からボールを動かしながら相手の守備ブロック攻略を図る。ボール支配率はほぼ五分五分も、ルイス・アルベルトを起点によりスムーズに前進するラツィオが多くのフィニッシュに繋げていく。

ただ、アタッキングサードでは相手の集中した守備を崩し切れず、中盤の選手がミドルシュートを打たされる場面が目立った。そして、ややクローズな展開が続いた試合はゴールレスでの折り返しとなった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半、前半同様に古橋に見せ場。48分、高い位置でのオライリーのボール奪取からボックス右でボールを受けた古橋が相手DFの股間を抜く右足のシュートを放つが、これは惜しくも枠の左に外れる。

以降は再びラツィオペースで試合が進むと、ボックス内でカステジャノス、イサクセンと続けて際どいシュートを放つが、いずれも枠を捉え切れない。

60分過ぎには両ベンチが動く。セルティックはフォレスト、ベルナルドを下げてマイキー・ジョンストン、オ・ヒョンギュを、ラツィオはカステジャノスとフェリペ・アンデルソンに代えて切り札のインモービレとペドロのベテランアタッカー2人をピッチに送り出す。

後半半ばから終盤にかけて試合は一進一退の攻防に。互いに前半に比べてフィニッシュの回数を増やしていくが、ゴール前あと一歩という場面が目立つ。だが、その焦れる展開のなかでホームチームの頼れる主砲が見事な決定力を発揮する。

82分、ボックス手前右でイサクセンが強引に放った左足シュートが相手DFにディフレクトしてボックス左に流れると、これに反応したインモービレが左足で押し込んだ。

前節のフェイエノールト戦に続きインモービレのゴールで先手を奪ったラツィオは直後にルイス・アルベルトを下げて鎌田を投入。すると、この直後の85分にはイサクセンの浮き球パスにボックス内で反応したインモービレがDFスケールズに競り勝って足元にボールを収めると、最後は巧みなシュートフェイントでカバーに入ったDFを外してゴール右隅へ左足のシュートを流し込んだ。

このエースの2ゴールによって大勢が決したなか、何とか一矢報いたいセルティックだったが、終盤の攻勢も実らず。試合はこのままタイムアップを迎えた。

この結果、2連勝で暫定首位に立ったラツィオは自力突破に王手をかけると共に、今節での突破の可能性を残した。一方、敗れたセルティックは最終節を前に最下位での敗退が確定した。

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