リーグ・アン第14節、モナコvsモンペリエが3日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、ホームのモナコが2-0で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。

前節、首位のパリ・サンジェルマン相手に南野が1ゴール1アシストの活躍を見せるも2-5の大敗で2戦未勝利の3位モナコ。3試合ぶりの白星を目指すホームゲームでは、13位のモンペリエと対戦した。この試合で南野は[4-2-3-1]のトップ下で先発起用された。

立ち上がりから押し込む入りを見せたモナコは、好調の南野が早速決定的な仕事を見せる。9分、左サイドを持ち上がったヤコブスがボックス付近まで運んで折り返したボールを右からペナルティアーク付近に絞ってきたヴァンデウソンが強烈なシュート。これをGKルコントが前にはじくと、こぼれにいち早く詰めた南野が右足で蹴り込んだ。

南野の2試合連発となる今季5点目で先制に成功したモナコだが、15分にはディフェンスラインのミスからアル・ターマリにボックス内への侵入を許すが、ここはGKケーンの好守で凌ぐ。以降もカウンターを得意とする相手に数的不利や同数でのカウンターを許すが何とか凌ぐ。

20分を過ぎた辺りから再び攻撃のギアを上げると、幅を使った攻めから揺さぶってゴロビンの正確なコントロールシュートで古巣対戦のGKルコントを脅かして2点目に迫る。

その後、前半半ばから終盤にかけてはモナコの中盤での不用意なロストが目立ち始めてモンペリエが幾度も鋭いカウンターを仕掛けたが、ボックス内でやや手数がかかり過ぎたところをホームチームの守備陣が再三の身体を張ったシュートブロックで阻止。辛くも南野の先制点によるリードを維持した。

前半同様に勢い持って入ったモナコは南野を起点に縦に速い攻めで追加点を狙う。52分には南野がボックス手前から左足を振るが、これは枠を捉え切れない。さらに、60分には南野のお膳立てからゴロビンが放った鋭いグラウンダーのミドルシュートが枠の左へ向かうが、これは惜しくもポストを叩いた。

後半も時間の経過とともに試合が膠着し始めるなか、67分には南野がDFキキ・クヤテに危険な足裏を見せたタックルを右足首に受ける。幸いにも南野にケガはなかったものの、オンフィールド・レビューの結果、このラフプレーにレッドカードが掲示された。

これでリードに加えて数的優位まで得たモナコだが、粘るモンペリエの堅守速攻に手を焼きあわやPK献上や失点という決定機を許す。それでも、何とかリードを維持すると、試合終了間際の93分には高い位置でボールを奪い切った途中出場のベン・イェデルが一人でショートカウンターを完結し、ほしかった2点目を奪った。

そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、試合内容に課題を残したものの、南野の活躍によってモナコが3戦ぶりの白星を挙げている。