今冬バルセロナへ正式加入するブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(18)が、アトレチコ・パラナエンセに別れを告げた。ブラジル『ESPN』が伝えている。

今年7月にバルセロナへの完全移籍が発表されたロッキは、3日に行われた今季のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第37節のサントス戦を3-0の勝利で終え、アトレチコ・パラナエンセでの最後のホームゲームを終えた。

同試合後、ホームサポーターから惜しみない拍手と声援を受け取った18歳は、愛するクラブへの別れの挨拶とともにバルセロナでの新たな挑戦への決意を語っている。

「ここに初めて来た時からファンの皆さんがとてもよく迎えてくれた」

「フラカンといつも自分を支えてくれたファンと離れるのは悲しいよ。ここでベストを尽くしたけど、もう夢のバルサへ向かう時が来た…」

「謙虚さがあれば、すべてはうまくいくはずだ。僕は謙虚な姿勢で臨み、より向上心を持って仕事に取り組むよう努めている。ここでもそういった姿勢で一年間働いてきたし、そのことにとても満足している」

「準備ができていると思っているし、それを望んでいる。これからバルサのために頑張るよ」

ロッキは、アメリカ・ミネイロ、クルゼイロの下部組織を経て、2021年10月のボタフォゴ戦でファーストチームデビューを飾った逸材ストライカー。

2022年4月にアトレチコ・パラナエンセへ完全移籍で加入すると、ここまで公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストの数字を残していた。

172cmと上背はないものの、18歳とは思えない筋肉量によって屈強な守備者に対しても当たり負けする場面はなく、鋭いターンや駆け引きの巧さで相手を出し抜く生粋のストライカー。左右のウイングでもプレー可能なスピード、突破力も併せ持つが、セレソンのレジェンドであるロナウド、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのような万能型のストライカーとしての大成が期待される。

よりレベルが高いラ・リーガやチャンピオンズリーグの舞台で即戦力として活躍できるかは現時点で不明だが、主砲ロベルト・レヴァンドフスキのバックアップの問題を抱えるブラウグラナでの逸材ストライカーの飛躍を期待したいところだ。