プレミアリーグ第23節、エバートンvsトッテナムが3日にグディソン・パークで行われ、2-2のドローに終わった。

前節、ブレントフォードに苦戦を強いられたものの、リシャルリソンのリーグ3試合連続ゴールを含め後半の畳みかける3ゴールによって3-2の逆転勝利を収めたトッテナム。これで公式戦3試合ぶりの白星と共に4位に浮上したスパーズは、直近2分け3敗の5戦未勝利と急失速する18位のエバートンとのアウェイゲームで連勝を狙った。

ポステコグルー監督はこの試合に向けて先発2人を変更。スキップとクルゼフスキに代えてホイビュア、ブレナン・ジョンソンを起用した。

試合は開始早々に絶好調のブラジル代表FWが魅せる。開始4分、相手陣内左サイドでヴェルナーとパス交換したウドジェがアンダーラップからポケットを取って丁寧なプルバック。これを中央で待ち構えていたリシャルリソンが左足ダイレクトで合わせ、易々とリーグ4試合連続ゴールを達成。さらに、プレミアリーグ移行後では初となる元エバートン選手による、1シーズンでのホームとアウェイでの古巣相手のゴールとなった。

幸先よく先制に成功したアウェイチームは直後の9分にもボックス付近での細かい繋ぎからマディソンがGKピックフォードを脅かすが、ここはトフィーズの守護神の好守に阻まれる。

一方、早い時間帯に追いつきたいエバートンは、相手のハイラインの背後を突いてのアーリークロス。得意のセットプレーを軸に押し返していく。すると、前半半ば過ぎにはその狙いの形からゴールを奪う。

30分、右CKの場面でキッカーのマクニールが左足インスウィングのボールを入れると、ハリソンにスクリーンプレーの形でブロックされたGKヴィカーリオがボールをはじき出せず。ファーに流れたところをタルコウスキが折り返すと、ゴール前のハリソンが右足で押し込んだ。スパーズ守護神はハリソンのファウルをアピールも、先日のFAカップのマンチェスター・シティ戦同様にお咎めなしとなった。

自分たちの時間帯に追いついたホームチームが俄然勢いを増すなか、序盤以降はビルドアップの局面で苦戦が続き、効果的にボールを前進させられないアウェイチーム。しかし、絶好調のストライカーが再び古巣に牙を剥く。

41分、ウドジェの中央突破を起点に左サイドで押し込むと、ボックス手前でマディソンの技ありの右足アウトサイドのパスに反応したリシャルリソンが狙いすました右足のコントロールシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。

その後、ヴィカーリオを狙い撃ちするエバートンのセットプレーの脅威が続いたものの、イタリア代表GKの意地のビッグセーブで辛くもピンチを凌いだトッテナムが苦しみながらも1点リードで試合を折り返した。

互いに選手交代なしで臨んだ後半も、立ち上がりからハイインテンシティの攻防が続く。50分にはトッテナムのカウンターから最後はペドロ・ポロが強烈なミドルシュートを枠の右隅へ飛ばすが、これはGKピックフォードの好守に阻まれる。さらに、58分にもペナルティアーク付近でマディソンが鋭い左足のシュートを放つが、ここもイングランド代表GKが立ちはだかった。

追加点を奪って押し切りたいトッテナムは64分、ブレナン・ジョンソン、ベンタンクールを下げてクルゼフスキと共にアフリカ・ネーションズカップ帰りのサールを同時投入。この交代によって、より安定した試合運びを見せるが、リシャルリソンのハットトリックのチャンスはGKピックフォードの好守に阻まれて試合を殺すことができない。

守護神の再三の好守で勝ち点の可能性を残すエバートンは、試合終盤にかけてシェルミティ、ベト、ドビンと異なる特長を持つアタッカーの投入で最後の勝負に出る。88分にはそのドビンの右足インスウィングのクロスからゴール前のシェルミティに決定機が訪れるが、右足アウトでのフィニッシュはパワー不足でGKヴィカーリオに難なくキャッチされた。
その後、トッテナムはホイビュアを下げてドラグシンの投入で5バックでの逃げ切りを図ったが、エバートンが土壇場で追いつく。

7分が加えられた後半アディショナルタイムの94分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で中央のDFロメロのヘディングでのクリアがゴール右に流れると、これをブランスウェイトがGKヴィカーリオの寸前で頭で押し込んだ。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ピックフォード相手に3点目を奪えず、2度のセットプレーに屈したトッテナムは格下相手の痛恨ドローでわずか1節でのトップ4陥落の可能性が出てきた。

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