プレミアリーグ第23節、アーセナルvsリバプールが、日本時間4日25:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。優勝争いを左右する激戦必至のシックスポインターだ。

3位のアーセナル(勝ち点46)は前節、ノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームで2-1の勝利を収めた。試合の主導権こそ握っていたものの、難所での戦いで苦戦を強いられたが、FWガブリエウ・ジェズスの1ゴール1アシストの活躍によって競り勝って2連勝を達成。好調時に比べて攻守両面での課題は少なくないものの、前々節はセットプレー、カウンターによる効率良い大量得点、前節は結果が求められるアタッカー陣の奮起によって勝利を重ねている。今回のホームゲームでは昨シーズン同様に、現時点での優勝候補筆頭相手に真のタイトルコンテンダーであることを証明する戦いをみせ、熾烈なタイトルレースに踏みとどまりたい。

対する首位のリバプール(勝ち点51)は前節、チェルシー相手に4-1の完勝を収めてリーグ4連勝を達成。90分の戦いでは公式戦7戦連続ドローと拮抗したブルーズとの対戦成績だけに堅い展開も予想されたが、DFブラッドリーの1ゴール2アシストの圧巻のパフォーマンスなどでポチェッティーノのチームを圧倒。FWヌニェスがPK失敗を含め幾度かのチャンスで決め切っていれば、それ以上の大差の勝利もあり得る素晴らしい戦いぶりだった。ロンドン勢とのタフな連戦を乗り切れば、3月初旬に控えるマンチェスター・シティ戦まで比較的与しやすい相手との対戦が続くため、今回のシックスポインターでは勝利によってライバルを蹴落とせるが、最低でも敵地から勝ち点1を持ち帰りたいところ。

なお、今シーズンここまでの公式戦2試合の対戦成績はリバプールの1勝1分け。アンフィールドで行われたリーグ前回対戦では1-1のドロー決着となったが、年明けに行われた直近のFAカップでは“本気モード”のアーセナルを一部主力温存のリバプールが、オウンゴールとFWルイス・ディアスのゴールによって敵地で2-0の勝利を収めている。

ちなみにアルテタ監督は指揮官就任後、最も多く対戦している指揮官が今回対峙するクロップ監督。その対戦成績は4勝3分け6敗だ。ひとまず最後の直接対決となるなか、今回の対戦の結果はいかに…。

◆アーセナル◆
【4-3-3】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、ライス、ハヴァーツ
FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ

負傷者:DFティンバー、MFトーマス、ファビオ・ヴィエイラ
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、遠藤同様に冨安健洋がこの試合まで欠場となる。負傷者は変わらず長期離脱組の3選手が起用できない。

スタメンは直近のフォレスト戦からスミス・ロウのところにハヴァ―ツを復帰させる1点のみの変更が想定される。より守備的に戦う場合はジョルジーニョをアンカーに置き、ライスを左インサイドハーフに配置することになる。

◆リバプール◆
【4-3-3】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス
MF:ソボスライ、マク・アリスター、カーティス・ジョーンズ
FW:ジョタ、ヌニェス、ルイス・ディアス

負傷者:DFマティプ、MFバイチェティッチ、FWサラー、ドーク
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、アジアカップ敗退が決定した遠藤航はこの試合まで欠場となる。負傷者に関しては主力ではサラー、マティプが引き続き不在となるが、チアゴ、ツィミカスがトレーニングに復帰し、チェルシー戦で軽傷を負ったヌニェス、マク・アリスターも試合に絡める模様だ。なお、3日に父親の逝去が明かされたブラッドリーに関してクラブサイドは選手自身に出場の可否を委ねるようだ。

直近のチェルシー戦からはヌニェス、マク・アリスターが起用可能なことを前提として前述の11名を予想。ブラッドリーを引き続きスタメンで起用する可能性もあるが、20歳の精神面を考慮すればアレクサンダー=アーノルド復帰の可能性が高いか。ヌニェス、マク・アリスターが間に合わない場合はガクポ、エリオットが代役を担うはずだ。

★注目選手
◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス
Getty Images
ゴール記録で無敗のタリスマンに。FFPの問題もあって今冬のストライカー補強を見送ったガナーズにおいて最も奮起が求められるエースストライカーが今回の注目選手だ。昨シーズンは負傷の影響もあったが、加入当初の活躍ぶりから鑑みると、最終的にリーグ戦11ゴールとエースストライカーとしてはやや物足りない数字に終わったジェズス。今季もここまで17試合4ゴールの数字にとどまっており、その得点力の部分がライバルクラブとの総得点差に表れている印象だ。

ただ、ブラジル代表FWはマンチェスター・シティ時代からプレミアリーグでゴールを記録した試合では60戦無敗(55勝5分け)という稀有な記録を更新中で、1ゴール1アシストの活躍を見せたフォレスト戦でも記録を更新した。苦戦必至の今回の大一番では持ち味の起点づくりやチャンスメークに加え、課題とされるボックス内でのよりゴールに直結するオフ・ザ・ボールのプレー選択でフィニッシャーとしてのこだわりを示し、チームを勝利に導きたい。

◆リバプール:DFイブラヒマ・コナテ
Getty Images
ビッグマッチで真価発揮の守備者。アーセナルを得意とするジョタとアレクサンダー=アーノルド、チェルシー戦からの奮起求められるヌニェスにも注目したいが、敵地から勝ち点を持ち帰ることがマストの試合において重要な守備陣からフランス代表DFに注目したい。

世界最高峰のファン・ダイクから多くのものを吸収し、自身もワールドクラスの域に到達したコナテは圧倒的なフィジカル能力を活かした無理の利く対人、カバーリング能力に加え、ここ最近はボックス内での繊細な対応、相棒を彷彿とさせる好フィードからのチャンスメークなど総合力を高める。とりわけ、ビッグマッチにおいての安定感は際立ち、対戦相手の同胞サリバと共にここ数試合の直接対決ではその傑出したパフォーマンスが注目を集めている。

今回の対戦においてより勝利がほしいホームチームはよりアグレッシブに攻撃を仕掛けてくる可能性が高く、コナテとファン・ダイクのコンビのパフォーマンスが勝ち点奪取のカギを握る。

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