セリエA第26節、フィオレンティーナvsラツィオが26日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、ホームのフィオレンティーナが2-1で逆転勝利した。なお、ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場機会はなかった。

前節、トリノを2-0で破ってリーグ2戦ぶりの白星を収めた7位のラツィオは、ヨーロッパ出場権を争う8位のフィオレンティーナとの上位対決に臨んだ。サッリ監督は連勝を狙った一戦で前節から先発2人を変更。サスペンションのマリオ・ヒラとヒサイに代えてカザーレ、ラッツァーリを起用。鎌田は引き続きベンチスタートとなった。

試合は立ち上がりからホームのフィオレンティーナが押し込む展開が続く。開始直後から再三のセットプレーを獲得し、際どいシーンを作り出すと、18分には鮮やかな前進からボックス右のニコラス・ゴンサレスの左足コントロールシュート、こぼれに詰めたボナヴェントゥーラが決定的なシュートを放つが、GKプロベデルのビッグセーブと左ポスト、DFカザーレの圧巻のゴールカバーに阻まれる。

以降も攻勢を継続するヴィオラは24分、右CKの場面でビラーギの正確な左足インスウィングのクロスをベロッティが頭で合わせるが、今度も左ポストに嫌われる。

前半半ばから終盤にかけてもホームチームの時間が続くも、ビラーギの右CKにニアで反応したニコラス・ゴンサレスのヘディングシュートが右ポストに阻まれるなど決め切ることができない。

すると、ここまで防戦一方の状況を強いられたラツィオが見事な決定力を発揮し、先にゴールをこじ開ける。

前半終了間際の45分、GKプロベデルからのロングボールを競って収めたイサクセンを起点にインモービレ、ゲンドゥージとスムーズにボールが繋がってボックス手前右のゲンドゥージからボックス中央に走り込むルイス・アルベルトにラストパスが通る。ここで背番号10は冷静に右足シュートをゴール右隅に流し込んだ。

内容ではフィオレンティーナ圧倒も最初の枠内シュートをゴールに結びつけたラツィオの1点リードで試合は折り返す。

迎えた後半、ラツィオはイサクセン、マルシッチを下げてザッカーニ、ヒサイを同時投入。これで両翼は右にフェリペ・アンデルソン、左にザッカーニという形に。

一方、後半も同じメンバーで臨んだフィオレンティーナは立ち上がりから攻勢を仕掛けてゴールを匂わせる際どい攻撃を見せる。すると61分、自陣でのカヨデのパスカットから仕掛けたロングカウンターでベロッティがボックス左に抜け出すと、ゴールライン際で入れた高速クロスをカウンターの起点となったカヨデがワンタッチシュートで完結させ、嬉しいセリエA初ゴールとした。

この同点ゴールで完全に勢いづくホームチームはベロッティの仕掛けで得たPKはキッカーのニコラス・ゴンサレスが左ポストに当ててしまい、痛恨の決定機逸となったが、直後に逆転ゴールを奪う。69分、ペナルティアーク付近でベルトランが放った強烈なシュートをGKプロベデルが前にはじくと、こぼれに詰めたボナヴェントゥーラが冷静に押し込んだ。
これで厳しくなったラツィオはすでに投入していたベシーノに続いて、77分にはインモービレとフェリペ・アンデルソンを諦めてペドロ、カステジャノスを同時投入。これで5枚のカードをすべて使い切り、鎌田は2試合連続で出番なしに。

ただ、ラツィオの交代策は防戦一方の展開をイーブンに戻す効果しかなくなかなか攻撃に出ることができない。後半アディショナルタイムにはボックス内でベシーノにシュートチャンスが訪れたが、このシュートは大きく枠の上に外れた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、上位浮上を目指すトップハーフ同士の直接対決はホームのフィオレンティーナに軍配が上がり、フィオレンティーナがラツィオを抜いて7位に浮上している。

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