プレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間7日23:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。先日のFAカップで壮絶な激闘演じた赤の名門による今季3度目の直接対決だ。

6位のユナイテッド(勝ち点48)は前節、直近のリーグ戦で12試合無敗の相性が良いチェルシーとアウェイで対戦。前半序盤に2失点を喫する厳しい入りとなった中、ガルナチョとブルーノ・フェルナンデスの2ゴールで前半のうちに試合を振り出しに戻す。さらに、後半半ばにはガルナチョの2点目で逆転に成功。改めて相性の良さを示した。だが、逃げ切り濃厚と思われた後半最終盤にPKとショートコーナーからパーマーに2ゴールを叩き込まれてまさかの3-4の逆転負け。対ブルーズ13戦ぶりの敗戦によって2戦未勝利のチームはトップ4争いから実質的に脱落となった。

対する首位のリバプール(勝ち点70)は前節、アンフィールドで最下位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦。前半に相手GKのミスを突いたヌニェスのゴールで先制したまでは良かったが、以降は追加点を奪い切れず。不運なオウンゴールから追いつかれた。それでも、マク・アリスターのスーパーミドルで勝ち越すと、ロバートソンとガクポの途中出場コンビでトドメの3点目も奪い切り、終わってみれば3-1の快勝。リーグ2連勝で首位を堅持した。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦を控えており、対戦相手に比べてより厳しい日程での戦いとなるが、一部主力の復帰を追い風に敵地からきっちり勝ち点3を持ち帰りたいところだ。

なお、ここまでのシーズンで明暗分かれる両者だが、今季2度の対戦成績はユナイテッドの1勝1分け。リーグ前回対戦ではアンフィールドで0-0のドローに持ち込み、先日のFAカップ準々決勝では激しい打ち合いとなった120分の激闘をアマドの劇的な逆転ゴールによって4-3で勝利している。現状の順位や選手層を考えれば、リバプール優位は揺るがないが、赤い悪魔が再び火事場の馬鹿力を見せるか…。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:オナナ
DF:ダロト、カンブワラ、マグワイア、ワン=ビサカ
MF:マクトミネイ、メイヌー
MF:ガルナチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:ホイルンド

負傷者:DFショー、リンデロフ、マルティネス、マラシア、ヴァラン、エバンス、MFカゼミロ、FWマルシャル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のチェルシー戦で負傷したヴァラン、エバンス、カゼミロの3選手が新たに欠場となる模様だ。
スタメンは前述の11名を予想。ただ、過密日程や各選手のコンディション次第で幾つかのポジションでメンバーの入れ替えも想定される。中盤ではアムラバトやエリクセン、マウント、前線ではアントニーのスタメンも十分にあり得る。

◆リバプール◆
【4-3-3】
予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケレハー
DF:ジョー・ゴメス、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ソボスライ、遠藤航、マク・アリスター
FW:サラー、ヌニェス、ルイス・ディアス

負傷者:GKアリソン、DFマティプ、アレクサンダー=アーノルド、MFチアゴ、バイチェティッチ、FWジョタ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のブレイズ戦から大きな変化はない。

スタメンは直近のブレイズ戦からブラッドリー、グラフェンベルフに代わってロバートソン、遠藤の復帰を予想。過密日程を考慮すると、クアンサーやガクポ、エリオット辺りにもスタメンのチャンスはありそうだ。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWアントニー
Getty Images
難敵相手に今季リーグ初ゴール狙う。2023年夏に総額1億ユーロと言われる移籍金で鳴り物入りでの加入となったブラジル代表FW。加入1年目は公式戦44試合8ゴール3アシストと、年齢やプレミアリーグへの適応期間と考えれば、ギリギリ及第点を出せる成績だった。

しかし、本領発揮が期待された加入2年目はプライベートの問題にも悩まされ、今年1月末まで0ゴール0アシストと低調なパフォーマンスに終始した。ただ、先日のFAカップのリバプール戦で貴重な同点ゴールを挙げると、直近のチェルシー戦ではチームは衝撃的な逆転負けを喫した一方、個人としては左足アウトを駆使した圧巻のアシストに加え、攻守両面で効果的なプレーをみせ、復調の気配を示している。

そのチェルシー戦でフル出場しており、中2日の一戦でスタートからプレーする可能性は低いが、先日のFAカップのようなジョーカー起用から今季リーグ戦初ゴールという決定的な仕事を期待したい。

◆リバプール:MFアレクシス・マク・アリスター
Getty Images
遠藤復帰をブーストにさらなる躍動へ。直近のブレイズ戦でジェラードを彷彿とさせる圧巻のミドルシュートを突き刺し、チームを勝利に導くなどここ数カ月で凄みを増すアルゼンチン代表MF。とりわけ、遠藤の台頭後は本職のインサイドハーフで自身の得意とするプレーに集中できており、前向きな守備やライン間でのアクセント、ホットラインを築くサラーへのラストパスなど攻守両面で絶大な存在感を示す。

2月半ば以降の公式戦では5ゴール5アシストとほぼ毎試合でゴールに関与しており、現在のプレミアリーグで最も影響力がある中盤の選手の一人となっている。

FAカップのリベンジを狙う今回の一戦では遠藤、ソボスライと共にメイヌー、ブルーノ・フェルナンデスらが並ぶ相手中盤とのマッチアップを優位に進めつつ、アタッキングサードでチャンスメーク、フィニッシュの両方で違いを生み出したい。

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