
罪悪感なくおいしく食べられる低糖質な和菓子(画像提供:榮太樓總本鋪)
(アーバン ライフ メトロ)
もともと油分が少なく甘さ控えめな和菓子は、洋菓子よりもヘルシーなイメージがあります。とはいえ、砂糖をたっぷりつかったあんこがぎっちり詰まった大福や、大きなおはぎをパクパク食べれば、すぐさまカロリー過多に。本記事では、甘いものを欲したときに罪悪感なく食べられる、おいしくてヘルシーな和菓子をご紹介します。
和菓子だって低糖質・低カロリーのものを 生クリームやバターをたっぷり使った洋菓子は、濃厚な味わいや甘さが魅力ですが、どうしても脂肪分が高くハイカロリーになります。一方で、ヘルシーな印象の和菓子は、米や葛、小豆など、食物繊維が豊富で栄養バランスに優れた原材料を使っていますが、砂糖を多く使うために、糖質を摂り過ぎる場合があります。でも、甘いものってやめられないですよね。
実は和菓子業界でも、低糖質や低カロリーを意識した、おいしいヘルシースイーツが続々と登場しています。甘味料や材料を吟味した、ヘルシーな和スイーツは、私たちの強い味方になってくれます。
より健康志向が高まっている今の時代、低糖質・低カロリーの和菓子を賢く選んで、健康を維持しつつ、甘いものを楽しみましょう。
●からだにえいたろう 200年以上の歴史を持つ「榮太樓」から2017年に新しく誕生したブランド「からだにえいたろう」。「からだに良い働きをし、からだが好む、自ずと元気になるような善き菓子を」という想いを込めて、名付けたそうです。
「無理をせず、おいしく楽しく適正な糖質を摂る」というロカボの考えを取り入れたのが「糖質をおさえたようかん」です。榮太樓總本鋪の「ひとくち煉羊羹小豆」に比べ糖質を半分ほどカットしながらも、ほどよい甘さと素材のおいしさを味わえるようかんに仕上がっています。
小豆のおいしさが味わえる「こしあん」、沖縄・黒糖の優しい甘さが広がる「黒糖」、山田養蜂場の百花蜂蜜を使用した「はちみつ」、辻利一本店のほうじ茶を使用した「ほうじ茶」、珈琲の香り豊かな「珈琲」の5種あります。PP袋仕様なので、バッグやポーチに忍ばせて、仕事中にちょっと甘いものが欲しいときにチャージできます。糖質オフなのにしっかりおいしい、罪悪感なくいただける和菓子です。
●神宮前 らかん・果
おいしくてからだにやさしい食事や甘味が人気のカフェ& ダイニング「神宮前 らかん・果」。
店名の由来は、中国桂林が原産のウリ科の果実・羅漢果(らかんか)から。羅漢果から抽出された「高純度 羅漢果エキス」は、砂糖の約300倍もの甘さがあり、しかも血糖値やインスリンの分泌への影響がないなど、その高い安全性が保証されています。
今回ご紹介する「低糖質どら焼き」をはじめ、お店のメニューには、砂糖を一切使わずに、この羅漢果由来でカロリーゼロの自然派甘味料ラカントを使用しています。京都府宇治産茶葉を使用した、芳ばしいほうじ茶の香りとやさしい甘みが特徴的な低糖質どら焼き「ほうじ茶」は、糖質わずか3.5gと、通常のどら焼きの10分の1の量で、安心して食べられます。
イートインでは、10月1日より登場した新デザートで糖質制限10g以下の「低糖質パフェ」も楽しめます。福岡県八女市産抹茶を使用した濃厚な抹茶パフェと、ベリーの甘酸っぱさとエスプレッソジュレのほろ苦さが絶妙なバランスのラズベリーパフェの2種類があり、どちらにするか迷ってしまいますね。
賢く選んでみんなが幸せな気分に
甘いものは幸せな気分をもたらし、ストレスを軽減してくれます。おいしくてヘルシーな糖質オフの和菓子なら、罪悪感なく食べられます。カロリーを気にしている方へのプレゼントとしても最適です。
日本が誇る和菓子の世界でも、「糖質オフ」「カロリーゼロ」などの技術を取り入れつつ、おいしさを両立したスイーツが誕生しています。
いまやスイーツは健康を考えて賢く選ぶ時代。おいしく食べて、心も体も元気に過ごしましょう。
■からだにえいたろう 榮太樓日本橋本店
住所:東京都中央区日本橋 1-2-5
TEL:03-3271-7785
営業時間:10:00 〜 18:00(月〜土)
定休日: 日曜・祝日
アクセス: 東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅より徒歩1分
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅より徒歩2分
■神宮前 らかん・果
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-8 ブレノワール青山ビル
TEL:03-6447-1805
営業時間:11:00〜22:00(Food:21:00 L.O./Drink:21:30 L.O.)
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩7分
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅より徒歩10分