桜のシーズンには、桜をイメージしたココロときめくアフタヌーンティーが数多く開催されます。なかでも、桜とイチゴをふんだんに使用した、和テイストを取り入れたホテルやカフェのアフタヌーンティーは、この時期でしか味わえない特別なお茶会。東京で独自に進化した「和」を感じるアフタヌーンティーで、春らしい非日常を体験してみませんか?
ふんわりとした桜色がかわいらしい桜のアフタヌーンティーが、ホテルやカフェでも続々とお目見えしています。和テイストのスイーツやセイボリーが充実しているのも、桜アフタヌーンティーの特徴です。
甘く上品な桜の香りと旬を迎えた完熟イチゴの最強コンビネーションスイーツには、春に包まれているような高揚感を感じます。イチゴの風味が引き出された絶妙なバランスと香り豊かな味わいは、この時期でしか体験できません。
●ザ ストリングス 表参道「桜&ストロベリー アフタヌーンティー」
NYをイメージした洗練されたカフェダイニング「ザ ストリングス 表参道」。並木通りに面したラグジュアリーなレストラン「Cafe & Dining ZelkovA(カフェ&ダイニング ゼルコヴァ)」では、3月2日より「桜&ストロベリー アフタヌーンティー」が開催されます。
イチゴを忍ばせた「桜モンブラン」や、桜のフレークをあしらった「チョコレートディップ」など、ココロがときめくスイーツが並びます。3年前に人気だったピンクの「たい焼き最中 いちご&白あん」も復活し、「桜団子」や「わらび餅」とともに和のエッセンスでお花見気分を盛り上げてくれます。
シンガポール発のラグジュアリーティーブランド「TWG tea」の紅茶やハーブティーはフリーフロー。エレガントな女子会にいかがでしょう。
●プルマン東京田町「春のアフタヌーンティー」
「大人の遊び心があふれる空間」がコンセプトのラグジュアリーホテル「プルマン東京田町」。和を感じられるハイセンスな空間が人気のメインダイニング「KASA」では、3月6日(月)より「春のアフタヌーンティー」が開催されます。
スタンドには7種類の春のスイーツが並びます。イチゴたっぷりな「ストロベリーシュークリーム」や、甘酸っぱいさくらんぼのジュレをムースで包んだ「フロマージュブランムース 発酵グリオットジュレ」などの魅惑のスイーツに加え、和テイストな「苺とバラの水ようかん」も。
シェフ自慢のセイボリーは「しらすと筍のアヒージョ」や「旬魚のカルパッチョ」などから、日替わりでおすすめの4品が提供されます。
ドリンクは各種コーヒーと、ドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」の14種類の紅茶がフリーフローです。愛犬の同伴が可能なテラス席も用意されているので、仲良しの「犬友」と待ち合わせて、ゆったりと過ごすのにおすすめです。
●ハイアット セントリック 銀座 東京「Tokyo Sakura Afternoon Tea」
銀座・並木通り「ハイアット セントリック 銀座 東京」3Fにある「NAMIKI667」。東京の桜をモチーフにしたスイーツや季節のイチゴをふんだんに使用したスイーツが楽しめる「Tokyo Sakura Afternoon Tea」が3月1日より開催されます。7種類のスイーツと3種類のセイボリー、フリーフローのコーヒー・紅茶を楽しめます。
ピンク×ホワイトの春らしい色彩にグレーカラーのスイーツが加わり、洗練されたスタイリッシュな仕上がりに。桜イチゴカスタードがたっぷり詰まった「ストロベリー桜シュークリーム」や、イチゴのコンポテと牛皮を和栗クリームで包み、桜のホイップクリームを絞った「桜モンブラン」など、見た目の美しさと心和む味わいに感動します。
それぞれのスイーツの繊細な桜モチーフのトッピングも素敵です。バーエリアでいただくアフタヌーンティーで、銀座のエスプリを感じるひとときをお過ごしください。
●ストリングスホテル東京インターコンチネンタル「桜いちご アフタヌーンティー」
品川駅直結の「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」。26Fにあるイタリアングリル「メロディア」とカフェ&バー「リュトモス」では、3月15日より「桜いちご アフタヌーンティー」が開催されます。
レストラン内に出現するプロジェクションマッピングによる満開の桜アートツリーを眺めながらアフタヌーンティーを楽しめます。最先端ですね!
桜×イチゴのスイーツは、春の訪れを感じる優しい色合いに満ちていて、運ばれてきた瞬間から心が浮き立ちます。お米のババロアに日本酒のゼリーや桜を合わせた大人な味わいの「桜いちご和パフェ」、いちごシャンティ―や桜の塩漬けをトッピングした「いちご&ラズベリーギモーヴ最中」など、新スタイルの和スイーツに思わずにっこり。
「桜」を取り入れたセイボリー3種からも春の息吹を感じます。高層階の開放的な空間で体験する、優雅なアフタヌーンティーは、自分へのごほうびにぴったりです。
●芝パークホテル「至福のアフタヌーンティー」
「人、街、歴史をつなぐLibrary Hotel」として2021年にリニューアルした「芝パークホテル」。展示会「職人ものがたり展vol.6 芽(めぶき)」とコラボした「至福のアフタヌーンティー」が、「ザ ダイニング 」にて3月6日より開催されます。
職人たちによって継承されてきた日本が誇る伝統工芸、薩摩焼と江戸小紋・手差し型染。これらの作品からインスピレーションを受けて作られた、和洋中のスイーツの数々が提供されます。「ココアとベリージャムの金箔マカロン 江戸小紋見立て」「桜の二層プリン手差し型染見立て」など、展示作品を見た後にあれこれ感想を語らいながら楽しみたいですね。
魅力的なのが、銀座 蔦屋書店がディレクションした、ホテル1Fのライブラリーラウンジの書籍を自由に持ち出してアフタヌーンティーを楽しめるということ。素敵な画集や本を手に、ゆっくりと和スイーツやフリーフローのドリンクを味わいましょう。
魅力的な東京のアフタヌーンティー
英国発祥のアフタヌーンティーは、紅茶やスコーン、サンドイッチなどをいただきながら優雅に会話を楽しむ習慣です。
英国式アフタヌーンティーが上陸して数十年経ち、東京のアフタヌーンティーは魅力的に進化してきました。旬の素材や和の食材を使って季節感を出したり、イベントを組み込んで華やかな演出をしたり。テーマやアレンジを加えて、バラエティに富んだアフタヌーンティーが次々と登場しています。ホテルの専属パティシエによる季節ごとの新作スイーツは、その時期だけしか味わえない特別なものです。
桜の季節にぴったりな和テイストのアフタヌーンティー。今の東京でしか体験できないこの世界観を体験してみませんか?