傷を負った子どもにどう接するのが正解?

学校でトラブルに巻き込まれた子どもが心配でも、学校に親がついていくことはできません。だからこそ「辛いこともあるけど家に帰ったら安心」と思えるような家庭の支えが必要です。

傷心している子どもへの接し方についてのポイントを紹介しましょう。

子どもの話を日頃からよく聞く

子どもの話を日頃からよく聞くことが大切です。落ち着いた様子で親が聞いてくれると、まだ感情をうまく伝えることができなくても安心して話すことができます。

否定せずに親は味方であることをまずは伝えましょう。

「ここは自分の子どもが悪いかな」と思うポイントならば、まずは一人の人間としていいところもいっぱいあることを伝え、「それでもここを改善できるともっといいね」と話してあげるといいでしょう。

大きな声を出さない

大きな声を出されると萎縮してしまう子も多くいます。学校でのトラブルを聞くと、つい親も動揺してしまって「どういうこと!?」など大きな声をあげてしまうこともあるでしょう。

我が子に言ったつもりはなくても、子どもは声のニュアンスから責められているように感じてしまいがちです。動揺しているときこそ冷静に、親が疑問に思うことを質問形式で子どもに投げかけましょう。

長い問いかけだと子どもが混乱してしまうこともあるので、「それはどの時間におきたトラブル?」「そのとき君は何していたの?」など、簡潔に質問するといいでしょう。

辛いことがあったら一緒に楽しめることをする

生きていれば大人になっても辛いことがあります。受け入れるのに時間がかかったり、トラウマになってしまうこともあるでしょう。辛いことは避けて通れないのが、生きるということです。

しかし、辛いことばかりでも嫌になってしまいますし、心が折れてしまうことでしょう。

「辛いことがあっても楽しいことも絶対ある」ということを子どもに教えるのは、ストレスに強くなる立派な教育です。何か乗り越えたときにレジャーに出かけて親子の触れ合いを楽しんだり、一緒に手作りで何かを作り上げたりすることは「味方がいる」と子どもに思わせる最高の機会です。

辛いことのぶん、楽しいことが起こることを小さいうちから子どもに教えてあげることで、ストレスばかりに目を向ける必要がなくなります。

落ち込んでいるときは、切り替えるものがないと、ずっとそれに向き合ってしまいがちです。親がリードして、子どもへ気分転換を教えてあげる方が、子どもも気分が和らぐでしょう。

子どもの学校のトラブルこそ親子の二人三脚で解決

いじめられたり、誰かとトラブルになってしまうのは、子どもの心に大きな傷をもたらします。

そんなとき、ついその根源を阻止しようと動いてしまうのも親心ですが、傷ついた心には歩み寄って支えてくれる誰かが一番必要です。まずは子どもに寄り添い、二人三脚で解決しようとすることが大事なポイントです。

日頃から子どもとの信頼関係を高められるように、様々なコミュニケーションを交わせるといいですね。