「日本は諸外国に比べて携帯電話料金が高いので、引き下げの余地がある」と政府からの要請があり、携帯電話会社各社が、オンラインの低価格プランを相次いで発表しました。

今や必需品である携帯電話の利用料金は長く継続してかかる固定費なので、月の利用料金を安く抑えられると家計にも大きなメリットになります。

そこで今回は、キャリアと呼ばれる大手携帯電話会社4社の新プランを中心に、プランの賢い選び方とポイントについて解説します。

「携帯会社」は大きく分けて2種類

携帯会社は大きく分けると2種類で「MVO」と「MVNO」になります。

それぞれの違いについて確認していきましょう。

MNOブランド

MNOは「Mobile Network Operator」の略で、自社でネットワークを整備しているNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなどの会社を指します。

大手の携帯会社なので、格安スマホと呼ばれるMVNOと比べて店舗があったり、通信範囲のカバー率が高かったりと、サポートが手厚くなっているのが特徴です。

自社ネットワークの管理や、店舗運営に費用が多くかかるため、携帯料金も高めなのが特徴です。

MVNOブランド

MVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、一般的に「格安スマホ」と呼ばれています。

大手の携帯会社からネットワークを借りてサービスを提供している携帯会社を指します。代表的な会社は、IIJmio、mineo、AEON MOBILEなどがあります。

店舗がない会社が多く、通信ネットワークをMNOから借りているため、携帯料金は低めなのが特徴です。

今までMNOとMVNOの料金プランは、サービス内容などの違いから金額の差が大きかったのですが、最近はMNOもオンライン専用で安い新プラン料金を相次いで発表したので、MNOとの差別化が難しい状況に変わってきています。

大手携帯4社の新料金プランを比較!

MNOの大手携帯4社が提供する料金プランは、店舗を構えていたり自社でネットワーク整備をしていたりするため「格安スマホ」と呼ばれるMVNOに比べ料金設定が高くなりがちでした。

しかし、政府から料金引き下げ要請もあったことから、各社はオンライン専用の新プランを相次いで発表しました。

それぞれの会社の特徴について、確認していきましょう。

3キャリアはほぼ横並び

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が2021年3月からスタートした新料金プランは、これまでのプランと比べて各社とも携帯料金は低くなりましたが、この3社の比較ではデータ通信量や通話料といった内容はほぼ横並びになっています。

比較すると若干の月額料金の差と、通話オプションに少しだけ違いがあります。

※金額はすべて税抜き表記

NTTドコモのahamo

月額料金2700円。5分以内のかけ放題無料。かけ放題は月額1000円。

KDDI(au)のpovo

月額料金2480円。5分以内のかけ放題500円。かけ放題は月額1500円。

ソフトバンクのLINEMO

月額料金2480円。5分以内のかけ放題500円。かけ放題は月額1500円。

楽天モバイル

楽天モバイルは、2021年1月に新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表し、データ通信料が1GB以下なら基本料金が無料という設定が話題になりました。

他の3キャリアと違い、データ通信料の段階によって料金が変わる点が特徴です。

データ通信量と月額料金

※金額はすべて税抜き表記
・0〜1GB 0円
・1〜3GB 980円
・3〜20GB 1980円
・20GB〜無制限 2980円

通話料

Rakuten Linkアプリ利用で、他社携帯電話や固定電話への通話はかけ放題(無料)