不用品をどのように処分するか

荷造りの過程で生まれた不用品は、しっかりと分別して処分しましょう。余裕をもって準備を進めれば、お小遣いゲットのチャンス! 引っ越し費用の足しになるかも!?

■「断捨離」で生まれた不用品や粗大ゴミ、古くて使用しない家電は引っ越し前に処分!

荷造りの整理時に出た不用品は、まず処分しやすいように分類しましょう。

ひと言で不用品といっても、「無料で処分できるもの」「処分が有料になるもの」「売ってお金になるもの」の3種類があります。無料で処分できるものは「現物件のゴミ捨て場で捨てられるゴミ(可燃&不燃ゴミなど)」です。これまでどおり、地域および物件のルールに従って捨てれば問題ありません。次に、処分が有料になるものとしては「粗大ゴミ」や「家電リサイクル法の対象製品」が該当し、処分方法や料金は自治体によって異なります。最後に、売ってお金になるものは、CDや書籍などが代表的です。
 
不用品処分で目指すべきは「処分費用をできるだけ減らし、売れるものはできるだけ高く売ること」と「引っ越し前までにすべて処分すること」です。どちらも荷造りの取りかかりが遅れると、処分できずに引っ越し先へ持ち込むことになります。そうなると、処分をあきらめて再び押し入れの奥に放置……という可能性が高くなるので、荷造り&不用品処分は余裕をもって行うようにしましょう。

処分はきちんと確実に!

■売れるもの
最も高値で売れる場所はネットオークション。しかし、すべての商品で「落札後のやり取り〜発送」の作業が必要なため、日程に余裕がある場合に限る。余裕がないときは、古本屋やリサイクルショップなどにまとめて買い取りを依頼。ただし、ネットオークションに比べて価格が大幅に下がるので覚悟しておくこと。

■出し忘れたゴミ
整理が遅れて収集日に間に合わなかったゴミは、大家さんや隣人にお願いするという方法がある。ただし、大家さんが常在しないタイプの物件や、隣人と交流がない場合は難しいので、その際は潔くあきらめること。「準備が遅れた自分が悪い」と反省し、荷物と一緒に引っ越し先に運び、そこで処分しよう。

■粗大ゴミ
現住所の自治体に連絡して「処理手数料」と「回収日」を確認。処理手数料(処理券シール)は指定のコンビニやスーパーなどで購入できる。引っ越しシーズンは直近の回収日が埋まっていることが多いので要注意。回収日が引っ越し日よりもあとの場合は、手数料が割安になる「直接持ち込み」か引っ越し先で処分する。

■家電製品
家電製品のうち「家庭用パソコン」と「家電リサイクル法対象製品」は粗大ゴミで処分できず、それぞれ処分方法が異なる。
家庭用パソコン:パソコンの処分は、各メーカーに連絡して処分してもらう。メーカー不明や自作のパソコンはパソコン3R推進協会に連絡。なお、近年は故障して使えなくなったパソコンでも無料で回収してくれる業者も増えているので、そうした業者を利用してもいいだろう。

家電リサイクル法対象製品:家電リサイクル法の対象製品は「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の4種類。これらは購入店または買い替え店に引き取りを依頼するか、自治体に連絡を入れる(自治体が引き取るか地域の回収センターを紹介される)。

■家電リサイクル法とは?
正式名称「特定家庭用機器再商品化法」。2001年施行。かつて埋め立てられるだけだった廃家電から、有用な部分や材料を回収し、廃棄物を減量するとともに資源の有効利用を推進する法律。対象製品は「エアコン」「テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)」「電気冷蔵庫・電気冷凍庫」「電気洗濯機・衣類乾燥機」の4品目。処分する(リサイクルに出す)際には、消費者がリサイクル料金(製品や回収業者により変動)を負担する必要がある。

■不法投棄とは?
不適切な場所に廃棄物を捨てることを「不法投棄」と呼ぶが、身近な例ではコンビニやスーパーのゴミ箱に家庭ゴミを捨てる行為、またゴミステーションに該当日以外のゴミを捨てるのも不法投棄となるので注意したい。

分別に困ったときは業者利用もオススメ

「引っ越し間近で、不用品を分別して処分する時間がない!」……そんなときは、民間の回収業者を頼る方法があります。多くの回収業者では、家電リサイクル法対象製品を含め、あらゆる粗大ゴミ・不用品を回収してくれます。ただし、回収料金は自治体に比べて高額なので、大量に不用品が出てしまったときは引っ越し先に持ち込んで適切に処分する方が賢明かもしれません。

<注意点>
・きちんとゴミ処理を行ってくれる業者か調べること。
・見積もりを必ず依頼し、その際は二社以上の見積もりをとること。

CASE1 行政からの紹介業者
無免許の業者は不法投棄の可能性も。行政に回収許可を受けた適正業者を選ぶ。

CASE2 処分&買い取りを行う業者
不用品回収(有料)と買い取りを兼ねた業者。収支がプラスになる可能性も!?

CASE3 トラック単位で処分してくれる業者
不用品が多いときはこちら。軽トラで15,000円からなど、まとめて処分できる。