あの代表曲からレア曲、さらにニュー・アルバム収録曲も披露!

UNISON SQUARE GARDENが7月15日、初の有料生配信ライブ「USG 2020 "LIVE (in the) HOUSE"」を開催した。uP!!!で独占配信されたこのライブは、事前に行われた演奏楽曲リクエスト企画の1位〜30位をもとに構成。

代表曲からレア曲、さらに9月30日(水)リリースのニュー・アルバム「Patrick Vegee」収録曲も披露され、UNISON SQUARE GAREDENの魅力が凝縮された内容となった。

ライブ開始の10分前に、ドラム、ギター、ベースをチェックする音が聴こえてきた。本番直前の興奮が伝わるなか、20時ちょうどにライブがスタート。

まずはステージに置かれた3人の機材が映し出され、おなじみの入場SE(イズミカワソラの「絵の具」)が流れる。

次にステージ袖でスタンバイしているメンバーの姿をカメラが捉え、鈴木貴雄(Dr/Cho)、田淵智也(Ba/Cho)、斎藤宏介(V/G)が順でステージに移動。

それぞれ定位置につくと、<今日までの感情が明日を作るから>というフレーズから、1曲目の「mix juiceのいうとおり」へ。

楽しそうな笑顔で鮮烈なビートを生み出す鈴木、自由に動き回りながら緻密なベースラインを描く田淵、キレのいいギターフレーズと起伏に富んだメロディを放つ斎藤。

普段のライブとまったく変わらないーーそして、“3人で音を出すことが嬉しくてしょうがない”という気持ちが伝わるーーメンバーの姿がそこにあった。それぞれの表情をアップで映し出す映像も、配信ライブの醍醐味だ。

さらに2曲目の「オトノバ中間試験」、3曲目の「桜のあと(all quartets lead to the?)」を披露。

オープニングはやや緊張が感じられたが、曲を重ねるごとにUNISON SQUARE GARDEN特有の個性的なアンサンブル、そして、ロックバンドとしての強さと高性能ポップネスを併せ持った音楽が広がっていく。

ステージ全体を捉えた絵、メンバー個々の表情や手元もふんだんに映され、リアルなライブ以上に細かい部分まで楽しむことができた。

「MCなし! UNISON SQUARE GARDENです!」(斎藤)という短すぎる挨拶に導かれた「きみのもとへ」の後も、リクエストの上位に入った楽曲が次々と演奏された。

ホーンセクションの音を交えた華やかなポップチューン「君の瞳に恋してない」、ユニゾンの本格的なブレイクを導いた代表曲「オリオンをなぞる」、<君は君のままでいて>という歌詞が真っ直ぐに飛び込んできた「I wanna believe、夜を行く」(派手にスティックを回す鈴木、さらに激しく動きまわる田淵のステージングもカッコイイ!)、

斎藤の弾き語りから始まった「スカースデイル」、洗練されたコード構成と叙情的なメロディが印象的だった「静謐甘美秋暮抒情」、そして、切なさ、焦燥感をたたえたサウンドと<さよならが聞きたいんじゃなくて/また会えると言ってほしい>というワードが心を揺らす「mouth to mouse(sent you)」。

個性(“癖”というだろう)と技術を併せ持った3人のプレイヤーが織り成すサウンド、多彩な解釈が可能な歌詞の世界、ポップとロックを奇跡的なバランスで凝縮した音楽性。ユニゾンを構成するあらゆる要素が、生々しい臨場感とともに画面から真っ直ぐに伝わってくる。