手塚治虫の「火の鳥」が夜の森にあらわれる。「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」もオープン。そう聞いて駆け付けたのは、兵庫県淡路島。7月15日、兵庫県立淡路島公園内にオープンしたばかりの「ニジゲンノモリ」という新施設です。

ニジゲンノモリ? 思わず「人間の森」と読んでしまいそうですが、正しくは「二次元の森」。

マンガやアニメなどの二次元コンテンツと自然とを融合させたエンタテインメントパーク。「ここにしかない”二次元体験”をお届けします」とのことで、期待が高まります。

プロジェクションマッピング×「火の鳥」の世界が森の中に広がる

ニジゲンノモリの有料コンテンツのひとつが「ナイトウォーク火の鳥」。プロジェクションマッピングなどの演出により、森の中に「火の鳥」の世界を作りあげているらしいのです。

関わるスタッフがまたすごい。

監修は、手塚治虫の長男でありヴィジュアリスト・映画監督の手塚眞氏。演出は、東京駅の3Dプロジェクションマッピングなどを手掛けてきた村松亮太郎氏です。

では、さっそく火の鳥に会いに行きたいと思います。ネタバレありなのでご注意を。

冒険のお供は、小学生と保育園児の息子たち! 最初に冒険バッグが手渡されます。

バッグの中身は、命の水、マップ、ライト。ライトのみ要返却で、あとは持ち帰りOK。

公園西側に広がる約1.2kmのウォーキングコースを歩きます。

「火の鳥がいなくなり、森の生き物たちが暴走。火の鳥を探しだして、もとの世界を取り戻そう」いう設定のもと、冒険がスタート!

夜の森の住人がお出迎え。ところどころにキャストが登場します。コースの前半部分では、光と音による演出。
真っ暗な森が怪しげな光で照らし出され、獣の声のような不気味な音が響き渡ります。

配られたマップをライトで照らすと、謎の絵が浮かびあがります。 コース上にある“いかにも”な石を照らすと、こちらも…!

卵型のオブジェ、ビー玉のような“火の鳥の涙”、ホタルのようにきらめく光…。フォトジェニックなスポットが点在します。

“火の鳥の涙”は、必ずひとつもらいましょう。あとで出番がありますよ。子どもたち! 途中で落とさないように、ポケットに入れて大切に持っていてね。

中間地点である広場に到着。紙芝居風の演出により「火の鳥」の世界観が紹介されます。

さぁ、いよいよここからは後半。プロジェクションマッピングを使った演出がはじまります。クライマックスでは、冒険の途中でもらった“火の鳥の涙”が活躍します。みんなの思いをひとつにして…。

果たして、火の鳥には出会えたのでしょうか。どんなラストシーンが待っているのでしょうか。
それは、ご自身の目でお確かめください!

参加費は大人3300円、子ども1200円と高めの印象でしたが、体験してみるとなるほど、この価格でも納得です。

コースは全長1.2㎞、約90分の体験。小さなお子さんには長く感じるかもしれませんが、飽きのこない演出があるので、わが子たちは夢中になって歩いていました。

ちなみに、途中にフードワゴンもあるので、子どもたちの「お腹すいた〜!」にも対応できます。

「ナイトウォーク火の鳥」は、原作を知らなくても十分に楽しめます。でも、火の鳥の姿を知っていた方が、より親しみがわくでしょう。

知らないというお子さんは、1話だけでも見ておくことをオススメします。