13日開幕した大阪・関西万博で各国のパビリオンの中のひとつを、山梨県の会社が建設しました。
コンセプトは再利用です。

13日に開幕した大阪・関西万博。
158の国や地域と7つの国際機関がパビリオンを出すことにしています。

このうち13の箱型の建物と、それを覆う白い膜屋根が特徴のヨーロッパの国、ルクセンブルク館は韮崎市に本社を置く内藤ハウスが建設しました。
2023年の5月、建築資材メーカーの紹介で契約した内藤ハウス。
ルクセンブルク側から示された設計は...

内藤ハウス 現場監督 田中晃二さん:
「図面を見た時に非常に難しい建物だなと一番初めに感じた。やったことのない、初めての工法なので戸惑った」
その難しさは、建築に使ったほとんどの資材を閉幕後に再利用するというコンセプトにありました。
通常はコンクリートを打ちこんで作る基礎は、重さ2.3トンのコンクリートブロックを243個並べて、その上に建物を建てる構造で、閉幕後にはブロックを取り出して護岸工事などに使うというのです。

現場監督 田中さん:
「ブロックを置く精度をしっかりしないと、柱が真っ直ぐ立たないこともある。精度管理も非常に苦労した点」

さらに外壁は型枠に使うベニヤ板を使用し、建物の上に張る膜屋根は閉幕後、バッグや財布などに生まれ変わります。
そして着工から1年2か月が経った先月、パビリオンは完成しました。
各国が独自に建設するパビリオンの中で最も早い完成でした。

内藤ハウス 営業担当 増澤貴之さん:
「一目見てかっこいいと思った」
現場監督 田中さん:
「私の方は まず間に合ったと、工期内に渡すことができた」
パビリオンではルクセンブルクの自然や暮らしを、まるで旅をするように体験できるということです。

現場監督 田中さん:
「大屋根リングの上から見ると立派に見える。ライトアップすると非常にキレイ。夜も楽しめると思う」
営業担当 増澤さん:
「取引先から万博の仕事をやっているねと言われて、会社的にも非常に良いプロジェクトだった」


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