会員制の大型スーパーコストコが山梨県南アルプス市にオープンして2か月。
近くの高速道路のインターチェンジは利用台数が増加する一方、周辺のガソリンスタンドでは売り上げの落ち込みもおきています。

南アルプス市にある道の駅しらね農産物直売所。

その一角にできた人だかりの先にあるのは・・・

道の駅しらね 農産物直売所 山梨・南アルプス


シーズンの終盤を迎えた特産のサクランボです。

毎年サクランボの出荷時期は大勢の人が訪れていますが、今年はある変化が。

道の駅しらね 農産物直売所 新奥博文店長

道の駅しらね 農産物直売所 新奥博文店長:
「コストコができ、県外からのお客さんが相乗効果で少し増えている。うちは果物が中心なので今から相乗効果が増えてくるのかな、と思います」

UTY

市内にできたコストコの集客効果です。近くの県からの買い物客は去年より増加しています。

モモやスモモといった果物の出荷も控え、道の駅は訪れる人のさらなる増加に期待しています。

コストコのオープンから6月11日で2か月。

交通量にもその影響が現れています。



ネクスコ中日本によりますと、コストコの目の前にある中部横断道・南アルプスインターはオープンから1か月の1日の平均利用台数は3900台ほどと、去年と比べおよそ1000台増加。

その一因は近県からのコストコの買い物客とみられ、ネクスコ中日本は長期休暇や年末年始の際には混雑が予想されるため、周辺のインターの利用も検討してほしいとしています。

一方、ガソリンは…。

UTY

弦間大記者:
「コストコ併設のガスリンスタンド。きょうのレギュラーは149円。県内の平均より20円ほど安いこの価格、周辺への影響も出ています」

UTY

年会費を支払ったコストコ会員が利用できるこのガソリンスタンドは安さが売りで、今週発表の県内のレギュラーガソリンの平均価格170.7円と比べ20円以上安くなっています。

県石油協同組合によりますと、南アルプス市や周辺の中央市、昭和町のガソリンスタンドの一部ではコストコオープン後に売り上げが1割ほど減少したという報告があったということです。

組合は価格で対抗するのは難しいとして、配達やメンテナンスなどのサービスを充実させることが必要と伝えています。

コストコの県内初出店から2か月。
周辺ではその影響力に期待と不安が入り混じります。