富士河口湖町の神社で、高さ40メートルのケヤキが倒れた問題です。
神社には倒れた木と同じような樹齢500年の巨木がおよそ50本あることが分かり、神社側は専門家の診断を受け、安全対策を実施することにしています。
  「本殿のすぐ隣にある大きなケヤキは周りの木を巻き込んで倒れています」(記者)。
富士河口湖町河口の河口浅間神社ではきのう午後、樹齢およそ500年、高さ40メートル、直径1.2メートルのケヤキが倒れ、地元に衝撃が走りました。
「雷落ちたような、すごい音がした」「まさかこんなに大きいのが倒れているとは思わなかった、(倒れているのを見ると)中がスカスカで倒れても無理ないなという感じ」(周辺の住民)。
倒木があった時間帯、神社には参拝客も数人いましたが、倒木によるけが人や境内の建物への被害は確認されていません。
「反対に倒れていたら本殿がやられてしまった、こちらのほうに倒れてくれてよかった」(河口浅間神社・中田進宮司)。
神社はこの週末に、倒れた樹木の撤去や倒木の影響で一部の枝が折れた周囲の木の伐採をする予定です。
今回の倒木について樹木の専門家は、木の寿命が原因で、富士山周辺の地形の影響もあると分析しています。
「写真を見る限り、かなり高いところまで芯が腐っている、根っこから腐食が進み、高いところまで腐食した、溶岩の地盤なので支持できる根っこが深く張っておらず、表面だけで支持していたためだと思う」(県造園建設業協同組合樹木医・角田信夫さん)。
この神社では、およそ10年前、樹木医に境内の木の診断を受けた時は問題はなかったということです。
しかし境内には、今回倒れたケヤキの様に、樹齢500年を超える木がおよそ50本あり、早急に樹木医の診断を受け、今回の倒木の原因の解明と必要な安全対策を行なうことにしています。