市の職員採用試験を巡り不正をしたとして、山梨市長の望月清賢容疑者が逮捕された事件で、昨年度の試験から、市長が立ち会う二次試験の面接の配点が倍になっていたことが分かりました。
この事件は、山梨市長の望月清賢容疑者が2016年度の市職員の採用試験を巡り、担当職員に命じて特定の受験者の点数を改ざんさせたなどとして、警視庁に逮捕されたものです。
望月容疑者は、前市長時代に廃止された市長による面接への立ち会いを復活させていましたが、その後の取材で、昨年度から面接試験の配点が以前の倍に引き上げられていたことが分かりました。
市によりますと、2次試験では面接50点・論文50点でしたが、昨年度から面接100点・論文50点に変更されたということです。
市では「よりきめ細かい評価をするため、面接試験での評価項目の数を増やしたため配点も上がった」と説明しています。
しかし警視庁では、望月容疑者は自らが立ち会う面接の配点を高くすることで、選考結果を操作しやすくする狙いがあったとみて調べています。
また、この事件を巡っては市長の自宅から、市長に対し採用試験の合格を依頼したとみられる人物のリストが押収されていています。
警視庁は、望月容疑者が便宜を図った見返りに現金を受け取っていた可能性もあるとみて、調べを進めています。