英国の高級車ブランド、ベントレーが2022年上半期の決算を発表、過去最高の業績を記録しました。

ベントレーの販売ナンバーワンはSUVの「ベンテイガ」

 英国のラグジュアリーカーブランド、ベントレーモーターズは2022年7月29日、2022年上半期の決算を発表しました。

 それによると、売上高は前年同期の13億2400万ユーロ(日本円で1790億円)から大幅に増加、17億7000万ユーロ(約2393億円)とおよそ29%も伸び、過去最高を記録しました。

 また営業利益は3億9800万ユーロ(約538億円)と、前年同期比でプラス24%を記録しています。

 さらに売上高に対する利益率も過去最高の23.2%と、前年同期の13.4%から大きく伸長しました。

 ベントレーモデルのなかでもっとも販売されているのはSUVの「ベンテイガ」で、総売上高の約40%を占めるといいます。

 また新型セダンの「フライングスパー」は約27%、「コンチネンタルGT」は33%という数字となっています。

 コンチネンタルGTスピードの導入により、2022年上半期は欧州市場で1524台と、前年同期の1142台と比べてプラス33%、英国市場でも795台と、前年同期の521台と比べて44%伸びています。ベントレーの最大の市場である北米市場では2068台と、前年同期の2049台と比較してプラス1%となりました。

 なお、新型コロナウイルスによるロックダウンの延長が響き、中国市場では1621台と前年同期の2155台と比べてマイナス25%という結果となっています。ただし世界全体では7398台と、前年同期の7199台と比べてプラス3%と伸びています。

 ベントレーモーターズの会長兼CEO、エイドリアン・ホールマーク氏は「とくにパーソナライゼーションプログラムの需要が大幅に増加したことで、記録的な売上と高利益率が達成されました。またラグジュアリーセグメントの最新のモデルに対する世界的な関心が継続したことで、記録的な高収益がもたらされました。

 ベントレーは電動化された未来、そして持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなるための変革を続けています」とコメントしています。

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 2022年上半期は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響や半導体不足による生産台数の減少、さらに新型コロナウイルス蔓延による影響などで、各自動車メーカーとも厳しい状況が続いています。