セダン、ステーションワゴン、SUVそれぞれの強みを組みあわせたシトロエンのフラッグシップモデル、「C5X」が日本に上陸しました。車両価格は484万円から636万円となります。

1.6Lガソリンターボとプラグインハイブリッドを用意

 ステランティスジャパンは2022年8月29日、シトロエンのフラッグシップモデル「C5X」を発表、同年10月1日より発売します。

 C5Xは、2016年のパリモーターショーに出品した「CXPERIENCE CONCEPT」をベースにした、サルーンとステーションワゴンを組み合わせたようなファストバック型の独創的なデザインを持つモデルで、2021年4月に欧州にて世界初公開されました。

 全長4805mm×全幅1865mm×全高1905mm、ホイールベースは2785mmというDセグメントモデルで、長いフロントフードや高い位置にあるウエストライン、後輪の上のキックアップは、シトロエンのトップレンジの歴史を彩ってきたさまざまなモデル(ビッグシトロエン)を彷彿とさせます。

 インテリアは、「C4」よりもさらに大きくワイドな高精細の12インチタッチスクリーンをダッシュボード中央の上部に備え、スマートフォンなどのように指先のスクロールやスワイプなど直感的な操作を可能にしました。複数の情報を同時に表示させるウィジェットも可能な、より使いやすいシステムへと進化しています。

 コネクテッドナビゲーションシステムを標準装備し、リアルタイム交通情報を活用したルート検索および案内が可能です。さらに音声認識システムを搭載し、呼びかけることでシステムを起動させることが可能です。

 テールゲートはステーションワゴンとしての実用性を備えており、機能的な開口部と低いローディングシルにより、日常的な使い勝手の良さを実現しています。荷室容量は通常時545リッター、後席を倒すと最大1640リッターという広さを実現。電動テールゲートにはハンズフリー機能が備わるため、両手がふさがった状態でも開閉が可能です。

 また“魔法の絨毯”と形容されるシトロエン独自のハイドロニューマチックサスペンションの流れをくむ最新のシステム「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を全車に標準装備。ショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組みこむことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを抑制し、フラットライドを実現しています。

 パワートレインは2種類。180馬力・250Nmを発生する1.6リッター直列4気筒「ピュアテック」ガソリンエンジンと、1.6リッターターボエンジン+電動モーターのシステム出力225馬力・360Nmのプラグインハイブリッドとなります。

 プラグインハイブリッドのEV走行可能距離は65km。トランスミッションは、エンジンおよび電動モーターの出力に対応するため、プラグインハイブリッド専用の電動対応型8速ATである「e-EAT8」を搭載しています。トルクコンバーターに代わる湿式多板クラッチにより、エンジンとモーターのスムーズな動力伝達で前輪を駆動します。

 消費税込みの車両価格は、1.6リッターガソリンの「C5X SHINE」が484万円、「C5X SHINE PACK」が530万円、プラグインハイブリッドの「C5X PLUG-IN HYBRID」が636万円となります。