日本では2021年9月1日に発表されたホンダ新型「シビックタイプR」ですが、米国でも同時に発表されました。

ホンダブランドとしては米国で歴代最強スペック

 ホンダの米国法人は2022年9月1日、米国にて新型「CIVIC TYPE R(シビックタイプR)」を発表しました。

 新型シビックタイプRは、2021年9月に発売が開始された11代目シビックをベースに開発されたモデルで、2022年7月21日に世界初公開されました。

 米国モデルの新型シビックタイプRも、ハンドル位置が異なるくらいで基本的なスペックは日本仕様と同様です。

 搭載エンジンは、先代から受け継ぐ2リッター直列4気筒ターボ「K20C」型をベースに改良が加えられ、最高出力は従来型よりも+10馬力の330馬力、最大トルクは+20Nmの420Nmとなっています。

 これは、米国で販売されたホンダブランドの市販車の中で、歴代最強のスペックだといいます。

  冷却性能向上のためにフロントグリル開口面積を大きくし、ラジエーターの有効開口面積を48%拡大。さらに、グリル開口部から取り込んだフレッシュエアを、コアサイズとファン能力を向上させたラジエーターに効率良く通し、ボンネットに設けたフードベントから排出するエアフロ―レイアウトとすることで、排熱と空力性能を向上しています。
 
 またミシュランとタイプR専用チューニングタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ4S」を共同開発。タイヤ幅を265mmまで拡げるとともに、ミシュランの独自技術による特性の異なるトレッドコンパウンドを組み合わせることで、ウエット性能や耐摩耗性能を維持したまま、優れたドライグリップ性能を実現しました。タイヤサイズは265/30ZR19 93Yです。

 トランスミッションは6速MT。究極のシフトフィールを目指し、新設計のシフトレバー構造を採用しています。レバーの高剛性化と横方向のレバーのガタつき要素を排除し、ダイレクト感と節度感を向上させました。また、トランスミッション内部のシフトリンク機構の最適化や、シフトゲートのストレート部分を延長することで、5速から4速といった斜めシフト時のスムーズ感を向上し、すっきりとした操作感を実現しています。

 限界走行時における安定性を実現するため、フロントとリアともに効果的にダウンフォースを向上させるとともに、ボディの細部形状まで徹底的にこだわることで、優れた空力性能を実現。また、リアスポイラーは、スリムなアルミダイキャスト製のステーにすることで空気抵抗を低減するとともに、リアスポイラー下面に負圧が発生する面積を拡大しダウンフォースを向上させました。

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 新型シビックタイプRに搭載される「K20C1」エンジンは、オハイオ州シドニーにあるホンダのアンナ・エンジン工場で製造されています。車両の組み立ては日本の寄居工場でおこなわれます。

 米国での価格はまだ発表されていません。2022年秋の発売に向けて近々に発表される予定です。