オーストラリアグッドデザイン賞2022を受賞するなど、ワールドワイドな支持を得ている三菱のクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」。4WDの代名詞となったパジェロや、走りを突き詰めたランエボを生み出した三菱自動車のDNAを受け継いだ、最新のPHEV(プラグインハイブリッド)車の性能を体験するため、釣りキャンプにでかけることに。

●フラグシップにふさわしいパッケージング

「アウトランダー」は、三菱自動車のフラグシップ的存在のクロスオーバーSUV。2021年末にデビューした、PHEV(プラグインハイブリッド)は三世代目のモデルとなる。

 VAGUEなどのウェブメディアをはじめ、男性誌などで活躍するファッションスタイリストの宇田川雄一さんがフィッシング&キャンプの相棒に選んだのは、アウトランダーPHEVの7人乗りモデルの「Pグレード」。

 環境性能と安全性を兼ね備えたアウトランダーは、2021-2022シーズンの日本カー・オブ・ザ・イヤーで、「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。グローバル市場でも人気が高く、国内では欧州車から乗り換えるドライバーも多いのだとか。

「第一印象は“マッシブ”。とくにフロントマスクは、初代から受け継いだエレガントさをグリル上部のスラントに残しつつ、バーチカルな造形とすることで力強さを感じさせます。大きく進化しつつも一貫した“アウトランダーらしさ”がいいですね」と、宇田川さんも好印象。

まずはエクステリアから宇田川さんにチェックしてもらった。

翌朝のフィッシングの準備に余念がない宇田川さん。タックルを触っているだけで期待に胸が高鳴る

「第一印象は“マッシブ”。とくにフロントマスクは、初代から受け継いだエレガントさをグリル上部のスラントに残しつつ、バーチカルな造形とすることで力強さを感じさせます。大きく進化しつつも一貫した“アウトランダーらしさ”がいいですね」と、宇田川さんも好印象。

●PHEVならオール電化のキャンプにも対応

 アウトランダーはキャパシタを搭載したPHEVということもあり、料理や照明器具には電力を利用するアイテムを用意した。テントサイトの設営を済ませたら、まずは腹ごしらえ。

 100Vの電源が取り出せるコンセントを装備するアウトランダーPHEV。ラゲッジルームとフロアコンソールの2箇所に設置され、最大出力は1500Wとパワフルなので、アラジンのグラファイトグリラーで焼き肉を楽しむことに。

「明日は早朝から釣りを楽しむので、片付けが簡単なグリル料理にしました。ラゲッジルームのコンセントにプラグを刺すだけで、テーブルの上で調理しながら食事ができるのは、想像していた以上に快適です」(宇田川さん)

「明日は早朝から釣りを楽しむので、片付けが簡単なグリル料理にしました。ラゲッジルームのコンセントにプラグを刺すだけで、テーブルの上で調理しながら食事ができるのは、想像していた以上に快適です」(宇田川さん)

 焚き火の炎やオイルランプの灯りを愛でるのもいいけれど、キャンプギアのパワーソースを愛車にまかせてしまうスタイルも、モビリティの変化にともなって注目されるはず。

 キャンプや釣り道具をたくさん積み込めるのは、大容量のバッテリーを搭載するPHEVでありながら、巧みなレイアウトにより室内空間が犠牲になっていないから。試乗車は3列シート仕様だったが、サードシートはフロア部に格納することで簡単に5座に変更できる。

●ハイレベルな走りの完成度で運転がとにかく楽しい

 まだ薄暗い早朝に起き出して、バスフィッシングへ。「モーターのみでも走行できるので、他のキャンパーに迷惑をかけることなく移動ができるのがいいですね」と、PHEVの静粛な走りに宇田川さんも驚いた様子。

「走行性、静音性の高さがキャンプ場での移動にとても快適」と宇田川さん

 釣り場へのワインディングを駆け抜けるアウトランダー。「デザインコンセプトの“威風堂々”を体現する堂々としたエクステリアですが、ステアリングを握ると見切りが良くて実際よりもコンパクトに感じます」と宇田川さん。ラギットなデザインは車幅感覚の掴みやすさに直結しているようだ。

 ドライブを楽しみつつ目的地の湖に到着。常時4輪を制御するS-AWC(Super All Wheel Control)や20インチのホイールの高い走破性のおかげか、湖岸へ続くアプローチの悪路でも快適そのもの。

「舗装路はもちろん、オフロードでもやさしい乗り心地。それでいて、自分の意思通りスムース&リニアに応えてくれる“手応えのあるハンドリング”が好印象です。いつまでも乗っていたくなりますね」(宇田川さん)

秋晴れの湖でロッドを振るだけでもリフレッシュできる

 夕暮れの湖畔でルアーを投げ続けていると、ついにブラックバスがヒット! サイズは小さいが魚に出会えた満足感は格別。美しい湖畔で楽しんだフィシングの余韻にひたりつつ帰路につき、アウトランダーの走りを楽しみながらストレスフリーなフィッシングキャンプの旅をしめくくった。

●製品仕様
三菱 アウトランダーPHEV P
・車両価格(消費税込):532万700円
・車両重量:2110kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHC
・排気量:2359cc
・駆動方式:4WD
・エンジン最高出力:133ps/5000rpm
・エンジン最大トルク:195Nm/4300rpm
・モーター最高出力:(前)116ps (後)136ps
・モーター最大トルク:(前)255Nm (後)195Nm
・ハイブリッド燃料消費率(WLTC):16.2km/L
・EV走行換算距離(等値EVレンジ):83km
・ラゲッジ容量:284〜1390L
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッド・ディスク、(後)ベンチレーテッド・ディスク
・タイヤ:(前)255/45R20、(後)255/45R20