1830年に創業したスイスのボーム&メルシエは本年、12角形のベゼルを持つ「リビエラ」シリーズからムーンフェイズ機能を内包したふたつの「リビエラ ボーマティック ムーンフェイズ」(65万4500円、67万1000円/消費税込)をリリース。伝統的な時計製造技術とカジュアル・エレガンスを融合させた、ボーム&メルシエらしいスレンダーなタイムピースを紹介します。

コート・ダジュールのライフスタイルをエレガントに体現

 自然豊かなスイスのジュラ地方にアトリエを構える「ボーム&メルシエ」は、直線と曲面を巧みに融合させ、控えめだが凛としたエレガンスを感じさせるタイムピースを手掛ける老舗ウォッチメゾンだ。

 1973年に誕生したボーム&メルシエの「リビエラ」は、コート・ダジュールに代表されるフランスの避暑地“フレンチ・リビエラ”のライフスタイルにインスパイアされたコレクション。カジュアルかつエレガンスな意匠の中に、“自由”や“楽しさ”までをも表現する洗練された世界観を持つ。

 そして同社は2021年10月、その長い歴史を色濃く受け継ぐコレクションである『リビエラ』をアップデート。半世紀にわたり積み重ねてきた伝統へ敬意を払いつつ、トレンドを巧みに取り入れ第5世代へと進化させた。

●ボーム&メルシエの個性を体現するスポーツ・シックの真髄

 今回紹介する2つのムーンフェイズ『リビエラ ボーマティック ムーンフェイズ』は、どちらもケース径43mm。そしてもちろんデザインの主役は、グレーの半透明サファイア越しに月の満ち欠けを表現する、6時位置に配されたムーンフェイズのサブダイアルだ。

 また、サンレイ・サテン&ポリッシュ仕上げが施されたステンレススティール製の12角形ベゼルは、サンドブラストADLC処理されたビス4本で固定され、一目でボーム&メルシエの作品だと認識できるデザインコードにも注目したいところ。

 各モデルのハイライトについてボーム&メルシエの担当者は、「鮮やかなブルーで色付けされるのは、リファレンスナンバー『M0A10682』。ソレイユ・ラッカー仕上げが施されたダイヤルとフランジの鮮やかな青は、月から望む地球をイメージしたものです。『M0A10681』は、明るいサンドベージュのサンレイ・サテン仕上げとラッカー塗装が施され、月面に広がる砂漠を彷彿とさせます」と説明する。

グレーのキャンバス型押しラバーストラップをセットした「M0A10681」(65万4500円/消費税込)。ムーンフェイズディスクはロジウム加工グレーラッカーポリッシュ仕上げとなる

『M0A10681』にはグレーxグレーのキャンバス型押しラバーストラップが、『M0A10682』にはポリッシュサテン仕上げの3連ステンレススティール製ブレスレットがセットされる。

 どちらのモデルもムーブメントには、自社製の自動巻きキャリバー「ボーマティック BM14 1975 AC1」を搭載する。

「“5 DAYS POWER RESERVE”とムーブメントのローターに記される通り、5日間(約120時間)のパワーリザーブを実現した自社製ムーブメントは、日差-4〜+6秒、1500ガウスの耐磁性を備え、5年間メンテナンスフリーで駆動する性能を有します」(ボーム&メルシエ担当者)

 驚くべきメカニズムをスレンダーなケースに内包するボーム&メルシエのアイコンとも言えるモデル。エレガンスと機能性を融合させた新作でその進化を体感したい。

●製品仕様
・価格(消費税込):65万4500円(M0A10681)、67万1000円(M0A10682)
・ケースサイズ:径43mm、厚さ12.34mm
・ケース素材:ポリッシュ・サテン仕上げステンレススティール
・風防:両面無反射加工サファイアクリスタル
・ムーブメント:自動巻き(自社ムーブメント Baumatic BM14 1975 AC1)、
・パワーリザーブ:約120時間
・石数:21石
・振動数:28,800/時 
・機能:時、分、秒、ムーンフェイズ、デイト 
・防水:10気圧(100m)