レクサス「RX」がフルモデルチェンジ、5代目となる新型が登場しました。
RX初となるPHEVも登場
レクサスは2022年11月18日、ラグジュアリークロスオーバーSUVの新型「RX」を発売しました。
RXは初代が1998年、北米で登場したモデルです。初代、2代目RXは日本でトヨタ「ハリアー」名でも販売されました。1998年販売当時から2022年9月末までで、95の国と地域で累計約362万台を販売したレクサスのコアモデルです。
今回登場した新型RXは5代目になります。
新型RXのボディサイズは、全長4890mm×全幅1920mm×全高1700〜1705mmで、先代に比べて全幅が25mmプラス、全高が5mmから10mm低められたほかは、ほぼ変わりません。ただしホイールベースは2850mmと60mm延長しています。
高い運動性能を実現するGA-Kプラットフォームと、フロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンク式サスペンションの搭載により、レクサスの原点である上質な乗り心地と高い静粛性を実現しているといいます。
エクステリアデザインは、新たなブランドアイコンとなる「スピンドルボディ」を採用。ど次世代レクサスデザインを導入しています。
新たに設定された「RX500h Fスポーツ パフォーマンス」は、従来のFスポーツパッケージの仕様に加えて、パワートレーンまで強化されたパフォーマンスモデルです。
最高出力274.7馬力・最大トルク460Nmを発生する2.4リッター直列4気筒ターボとモーターのフロントユニット、リアに搭載された高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムによる「ダイレクト4」を採用、システムトータル出力は371馬力に達します。
RX初となるPHEV、「RX450h+」は、185馬力・228Nmを発生する2.5リッター直列4気筒エンジンに大容量かつ高出力のリチウムイオンバッテリー、フロント(182馬力・270Nm)、リアモーター(54馬力_121Nm)を搭載。システムトータル出力は309馬力で、リチウムイオンバッテリーは総電力量18.1kWhを備え、EV走行可能距離86kmとなっています。
またガソリンエンジンモデルの「RX350」は279馬力・430Nmを発生する2.4リッター直列4気筒ターボを搭載。高トルク対応型ダイレクトシフト-8ATを採用しています。
消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・RX500h Fスポーツ パフォーマンス(AWD):900万円
・RX450h+ バージョンL(AWD):871万円
・RX350 バージョンL(FF):664万円
・RX350 バージョンL(AWD):705万円
・RX350 Fスポーツ(AWD):706万円(AWD)