スイスの名門メゾン・ゼニスが、気鋭の現代アーティスト フェリペ・パントンとのコラボレーションモデル「デファイ エクストリーム フェリペ・パントン」(347万6000円、消費税込)を発表。鮮やかな虹色の輝きには目も眩まんばかりです。

相思相愛のゼニス×パントンが贈るコラボレーションモデル第2弾

 創業より150年を超える老舗ながら、常に革新を求めて変化を続けるスイスの時計メーカー、ゼニス。先進の機能と斬新なデザインがファンの心をとらえる名門メゾンが、またしてもアーティスティックなコラボレーションをリリースした。

 タッグを組むのは、バルセロナを拠点に製作・活動を展開するフェリペ・パントン。キネティック・アート(動く芸術)の分野で今最も勢いのある、気鋭の現代アーティストだ。ゼニスとはかねてより蜜月関係にあり、2020年には同社のマニュファクチュール本館ファサードをキャンバスに見立てた大胆なアートワークを展開。

 翌21年には錯視を誘う連続パターンや大胆なマルチカラーで独特の世界観を表現した「デファイ21」特別モデルをリリースするなど、スケールの大きなコラボレーションでファンの心を躍らせてきた。

 さて、そんなゼニスとパントンがこの冬贈るのが、「デファイ エクストリーム フェリペ・パントン」。優れた精度と堅牢性で人気を集める自動巻クロノグラフ「デファイ エクストリーム」をベースに、パントンの“Planned Iridescence”と呼ばれるシリーズより着想を得た新デザインをまとわせた特別モデルだ。

 一般にコラボレーションモデルと呼ばれるプロダクトの中には、単にカラーやデザインの一部に手が加えられただけ、というものも少なくないが、このコラボレーションではすでにアート製作の域に達するほどの大幅なアップグレードが施されている。

ケースは素材から一新。錯視を誘うモアレ模様、メタリックレインボーにも“らしさ”全開

 まず全体から見てみよう。オリジナルではケース、ブレスレットともにマットなブラックチタンで統一されていたのに対し、このモデルでは全面に鏡面仕上げを施したステンレススチールケースに、“Planned Iridescence”をイメージした、透明感のある淡いブルーのシリコンストラップをオン。

 さらにベゼルとプッシュボタンのプロテクターに、合成サファイアに匹敵する強度をそなえた結晶化ガラス素材・YAS(イットリウムアルミノケイ酸塩)ガラスを採用することで、ケースそのものの保つ造形美を際立たせている。ケースの四隅をよく見ると、“Felipe Pantone El Primero”を意味するコードとして「FP#1」の文字が刻印されていることにも気がつくだろう。

シリコンストラップの淡いブルーがメタリックなケースの質感を強調

 前回のコラボと同様、ダイヤルデザインも意匠を凝らしたものとなっている。まずベースに用いられているのはごく浅い深さで同心円状の溝を刻んだ透明なサファイアディスクで、表面に光の差し込む角度の変化によりさまざまな色合いの妙が楽しめる。

 時分針およびケース内で鼓動するエル・プリメロ 9004の星形オープンローターにはシリコン粒子を用いた立体PVDを施すことで、目にも鮮やかなメタリックレインボーカラーを表現。1分ごとに異なる色で目盛りを塗り分けられた3時位置のミニッツカウンター、モアレ効果を狙った6時位置のセコンドカウンターにも、パントンらしい世界観がふんだんに表現されている。

 光と色彩を巧みに操るパントンらしさ全開のアーティスティックな逸品は、今回も特製のブック型パッケージに収められてユーザーの手元に届けられる。芸術性あふれる仕上がりは、時計ファンはもとより、アート愛好家も一見の価値ありだ。

●製品仕様
■ゼニス デファイ エクストリーム フェリペ・パントン
品番:03.9100.9004/49.I210
価格(消費税込):347万6000円
ケース径:45mm
ケース厚:15.4mm
ケース:ポリッシュ仕上げステンレススチール&ブルーYAS
ストラップ:透明なブルーラバーストラップ 交換用バンド2本付属(スチール製ブレスレット、ベルクロストラップ)
ガラス:両面無反射コーティングのドーム型サファイアガラス
ムーブメント:エル・プリメロ 9004
駆動時間:パワーリザーブ50時間以上
防水性能:20気圧
販売数:100本限定