全長4570mmのクーペSUV、ルノー「アルカナ」にマイルドハイブリッドモデル「アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッド」が登場しました。
フルハイブリッドの「E-TECHハイブリッド」と2グレード構成
ルノー・ジャパンは2022年11月24日、クーペSUV「アルカナ」にマイルドハイブリッドシステムを搭載したモデル「アルカナR.S.ラインマイルドハイブリッド」を発表、同年12月1日から販売します。
アルカナは、2022年5月に日本で発売された新型クーペSUVです。
全長4570mm×全幅1820mm×全高1580mm、ホイールベースは2720mmというCセグメントクラスのコンパクトSUVになります。
従来、メインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーターと、F1由来のドッグクラッチを採用した軽量コンパクトな電子制御ドッグクラッチマルチモードATでつないだ、ルノー独自のフルハイブリッドシステムを持つ「R.S.ライン E-TECHハイブリッド」のみの展開でした。
今回登場したアルカナR.S.ライン マイルドハイブリッドは、158馬力・270Nmを発生する1.3リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに5馬力・19.2Nmを発生する補助モーター(BSG)、12Vリチウムイオンバッテリーで構成されるマイルドハイブリッドシステムを採用しています。
このマイルドハイブリッドシステムは、力強い走りをもたらす一方、減速時に発生するエネルギーを12Vリチウムイオンバッテリーに蓄え、発進/加速時にモーターを駆動、エンジンをアシストすることで燃費を低減します。
さらにストップ&スタート機能や、安定走行時にエンジンを停止するクルージング機能によリ、燃費を抑制します。この結果、WLTCモード燃費は17.0km/Lを達成しています。
組み合わされるトランスミッションは電子制御7速EDC(DCT)。パドルシフトも標準採用されます。
またアダプティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)360度カメラなど先進運転支援システムが装備されています。
荷室は513リッターと、E-TECHフルハイブリッドの480リッターに対し33リッター多いスペースを確保しています。
アルカナR.S.ライン マイルドハイブリッドの消費税込みの車両価格は399万円です。