日本自動車輸入組合(JAIA)は2023年1月11日、2022年(1月〜12月)の外国メーカー社モデル別新車登録台数ランキングを発表しました。
輸入車SUV登録台数ではVW「T-Cross」が1位
日本自動車輸入組合(JAIA)は2023年1月11日、2022年(1月〜12月)の外国メーカー社モデル別新車登録台数ランキングを発表しました。
2022年輸入車ベスト10のランキングは以下のとおりです。
1位:BMWミニ「ミニ」 1万9207台
2位:メルセデス・ベンツ「Cクラス」 1万4111台
3位:フォルクスワーゲン 「ゴルフ」 9241台
4位:ボルボ「60シリーズ」 7569台
5位:フォルクスワーゲン「T-Cross」 6570台
6位:フォルクスワーゲン「ポロ」 6368台
7位:ボルボ「40シリーズ」 6343台
8位:フォルクスワーゲン「T−Roc」 5123台
9位:BMW「3シリーズ」 5117台
10位:メルセデス・ベンツ「Gクラス」 4807台
1位にはミニが入りました。ミニは2016年に、それまでのフォルクスワーゲン「ゴルフ」から輸入車ナンバーワンを奪って以来、7年連続となっています。ただし、ミニはミニ3ドア/5ドア/コンバーチブル/クラブマン/クロスオーバーの総数となっています。
2022年は新型車の導入はありませんでしたが、数多くの特別仕様車を導入。さらに2021年5月にマイナーチェンジしたミニ3ドア/5ドア/コンバーチブルの人気もあり、2021年の1万8208台から数字を伸ばしました。
2位は2021年6月にフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツ「Cクラス」がランクイン。3位にはフォルクスワーゲン「ゴルフ」が入っています。Cクラスはセダン/ツーリングワゴン/オールテレイン、ゴルフはハッチバック/ヴァリアントに加えゴルフGTIやゴルフRなども含まれます。
人気のSUVジャンルでは、フォルクスワーゲン「T-Cross」が6570台と3年連続で1位(総合では5位)となりました。
SUVではほかにもフォルクスワーゲン「T-Roc」が8位、メルセデス・ベンツ「Gクラス」が10位にランクイン。20位まで見てみると、11位にメルセデス・ベンツ「GLB」(4790台)。13位にアウディ「Q3」(4215台)、15位にジープ「ラングラー」(3816台)がランクインしています。さらに4位のボルボ「60シリーズ」や7位の「40シリーズ」の人気はSUVの「XC60」「XC40」となるため、ベスト10のなかの半数がSUVということもいえます。