かねてからその存在がウワサされていたスズキ「ジムニー5ドア」が、インドでついに世界初公開されました。

「ジムニーシエラ」より全長が435mm延長

　スズキのインド子会社、マルチ・スズキ・インディア社は、2023年1月11日からインド・デリー近郊で開催されている「Auto Expo 2023（オートエキスポ2023）」において、新型「ジムニー5ドア」を世界初公開しました。

　ジムニーは、1970年から市販されているオフロード4WD車です。現行型は2018年にフルモデルチェンジされた4代目となります。

　現行型ジムニーは欧州や大洋州などへも輸出されるなど、世界中のユーザーから好評を得ているといいます。インドでも2020年11圧より輸出専用車として生産開始、アフリカや中南米などへ輸出しています。

　今回、4代目ジムニーとして初めてインド国内で発売するジムニー5ドアは、リアドアを設けた新規の5ドア仕様で、後席には専用のリアシートや内装を採用。インドにおいても、ユーザーが求める本格的な4WD車としての走行性能を備えるとともに、幅広いユーザーがレジャーを楽しみ、ライフスタイルを表現するための道具として選ばれるデザインや装備を採用したといいます。

　ジムニー5ドア（インド仕様車）のボディサイズは、全長3985mm☓全幅1645mm☓全高1720mm、ホイールベースは2590mmで、日本国内で販売される軽自動車の新型ジムニー（3ドア）よりも、全長で590mm、ホイールベースで440mm、新型ジムニーシエラよりも全長435mm、ホイールベースで340mmそれぞれ長くなっています。

　搭載されるエンジンは1.5リッターガソリン、トランスミッションは4速AT、5速MTが組み合わされる予定です。

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　マルチ・スズキでは2023年度よりこのジムニー5ドアをインド市場で順次発売する予定です。ジムニー5ドアはアフリカや中南米などにも輸出する予定だといいます。