日本でも人気の高いメルセデス・ベンツ「CLAクラス」ですが、欧州でマイナーチェンジ、改良新型が登場しました。

同時にメルセデスAMG「CLAクラス」も改良

 独メルセデス・ベンツは2023年1月18日、コンパクト4ドアクーペ「CLA」およびツーリングワゴン「CLA Shooting Brake(CLAシューティングブレーク)」をマイナーチェンジ、新型モデルを欧州で発表しました。

 CLAクラスはFFプラットフォームを持つメルセデス・ベンツのコンパクトモデルで、初代は2013年に登場。現行モデルは2019年に登場した2代目モデルとなっています。

 今回登場した改良新型CLAは、エクステリアを変更。新形状となったフロントバンパーや新たな星型パターンのフロントグリル、また新形状のリアディフューザーでスポーティな印象となっています。

 またLEDハイパフォーマンスヘッドランプを初めて標準装備。LEDリアライトは最新のグラフィックとなっています。

 インテリアでは、自立式のダブルスクリーンとして7インチと10.25インチの2つのディスプレイを標準装備し。さらにオプションで10.25インチ×10.25インチのワイドスクリーンも選択できます。

 ステアリングホイールはナッパレザーを標準装備。コンフォートシートにはARTICOの人工レザーとエンボス加工された黒の生地が組み合わされます。コンフォートシートのファブリックカバーは100%リサイクル素材で構成されます。

 またメルセデスAMG「CLA」および「CLAシューティングブレーク」も同時にマイナーチェンジ。エントリーモデル「CLA35 4MATIC」は垂直のスラットを備えたAMG特有のフロントグリル、形状変更されたフロントエプロン、そしてAMGエンブレムがついた丸いバッジが装着されます。

 上位モデル「CLA 45S 4MATIC+」はマルチビームLED技術を採用したヘッドランプの形状が新しくデザインされています。

 またCLA45S 4MATIC+クーペとシューティング ブレークには、「AMGストリートスタイルエディション」という特別限定版が用意されています。

 これはマウンテングレーマグノ塗装と、AMGロゴと/AMGパターンをチェッカーフラッグデザインにしたサイドデザインで、スポーティーな外観を強調しています。蛍光オレンジのカラーアクセントにも目を引きます。

 421馬力・500Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、0−100km/h加速は4.1秒、最高速度は270km/h(リミッター)というパフォーマンスを発揮します。

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 改良新型CLA、およびCLAシューティングブレークの日本での展開はまだ発表されていませんが、2023年中となることが予想されます。