ヒョンデのコンパクトSUV新型「コナ」が初公開されました。ICE/HEV/EVと3種類のパワートレインを持つことが特徴です。
2代目となる新型はガソリン/ハイブリッドに加えEVも用意
韓国HYUNDAI(ヒョンデ)は2023年1月18日、コンパクトSUV、新型「KONA(コナ)」を初公開しました。
コナはヒョンデのコンパクトSUVで、初代は2017年に登場。新型モデルは2代目で、今回初公開されたのは韓国市場向けのモデル。グローバルモデルについては同年3月に発表される予定です。
新型コナのプラットフォームは、キア「ニロ」と同じK3プラットフォームを採用。パワートレインは、ガソリン、ハイブリッド、EVが用意される予定です。またスポーティグレードのNラインを導入予定となっています。
ガソリンモデルは198馬力・265Nmを発生する「1.6T-GDi」と149馬力・179・5Nmを発生する2.0Lアトキンソンエンジンの2種類。またハイブリッドは1.6L GDiエンジンと電気モーターを組み合わせ、トータル141馬力・265Nmを発生します。
EVに関しては2023年3月に詳細が公開される予定です。
デザインは、横一文字のLEDヘッドライト「シームレスホライズンランプ」が特徴的です。未来的なエクステリアにもかかわらず、SUVらしくダイナミックなスタイリングとなっています。
「リビングスペース」と呼ばれるインテリアには、12.3インチのデュアルワイドディスプレイとフローティングモジュールが備えられています。またコラムタイプのシフトセレクターをセンターコンソールからステアリングホイール後ろにしたことで、スッキリとしたレイアウトとセンターの荷室スペースを確保しています。
ボディサイズは全長4350mm×全幅1825mm×全高1580mm、ホイールベースは2660mmというコンパクトSUVのサイズです。先代モデルよりも全長が150mm、全幅が25mm、ホイールベースも60mm拡大したことで、後席の足元スペースは77mm拡大、さらにヘッドルームも11mm広がり、クラス最高のスペースを提供するといいます。
さらに後席ショルダールームもクラス最大の1402mmを確保、厚さわずか85mmというコナのスリムで座り心地の良いシートのおかげで、快適な後席となっています。
シートバックを倒すと最大で723リッターのラゲッジルームとなります。
ヒョンデのエグゼクティブバイスプレジデントのホイ・ウォンヤン氏は「私たちは、お客様の日常生活に付加価値をもたらすさまざまな高度なパワートレイン、多数のテクノロジーとデザイン機能を備えた、すべての人、そしてあらゆるライフスタイル向けの新型コナを発表します。ヒョンデ、お客様のさまざまなライフスタイルを満足させるために、最適化されたモビリティ体験を提供することに尽力しています」とコメントしています。