メルセデス・ベンツ「GLAクラス」「GLBクラス」の高性能バージョン、メルセデスAMG「GLA35」「GLB35」が改良、新型モデルが欧州で登場しました。どのように変わったのでしょうか。
最新世代のMBUXインフォシステムを装備
独メルセデス・ベンツの高性能部門、メルセデスAMGは2023年3月16日、欧州にてコンパクトSUV「GLA35 4MATIC」および「GLB35 4MATIC」をマイナーチェンジ、改良新型が登場しました。
メルセデスAMGのGLA35およびGLB35は、メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLAクラス」およびコンパクト3列シートSUV「GLBクラス」をベースにした高性能バージョンです。
今回、ベースモデルのGLA/GLBが欧州にてマイナーチェンジ、それにともないメルセデスAMG GLA35とGLB35も改良されました。
エクステリアは、AMGロゴをあしらった新スタイルのフロントエプロン、そしてフロント/リアのライトシグネチャーが力強いビジュアルを生み出しています。LEDヘッドライトはオプションでマルチビームLEDヘッドライトも選択が可能となっています。さらにGLAのホイールアーチはボディ同色とされています。
インテリアは、最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールが標準装備されています。ステアリングホイール上のボタンは直感的なコントロールロジックと明るいディスプレイで操作可能で、ドライバーはハンドルから手を離すことなく重要な機能およびドライビングプログラムにアクセスが可能です。
MBUXインフォテイメントシステムも最新世代となっています。AMG特有の画面デザインを持ち、駐車時の待ち時間に楽しむことができるミニゲームも備えています。さらにApple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレスで接続可能です。
ドライバー・アシスタントシステムも装備。ボタンを押すだけで起動するアクティブレーンキープアシストも標準装備されます。また次世代のパーキングパッケージは縦列駐車をサポート、3D画像を使ったカメラアシストパーキングで360度の視覚化も実現しています。
エンジンはベルト駆動のスタータージェネレーター(RSG)と48Vマイルドハイブリッド技術を搭載。14馬力のパワーブーストに加え、コースティング走行や回生などの効率を高めます。
2リッター直列4気筒ターボエンジンは306馬力・400Nmを発生。組み合わされるトランスミッションはAMGスピードシフトDCT 8G(8速DCT)で、駆動方式はAMGパフォーマンス4MATIC(4WD)です。
これにより、0−100km/h加速は5.2秒(GLA35)/5.5秒(GLB35)、最高速度は250km/h(リミッター)というパフォーマンスを発揮します。
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新型GLA35 4MATICおよびGLB35 4MATICの日本での展開時期は未定です。