2023年1月に開催された東京オートサロン2023で注目された、日産「GT−R」2024年モデルが発表されました。日産ハイパフォーマンスセンターの各店舗にて順次、注文の受付を開始し、発売は同年4月下旬の予定です。
生産台数に限りがあり「ご注文をお受けできない場合」も
日産は2023年3月20日、同年1月の東京オートサロン2023でお披露目をした「NISSAN GT-R」2024年モデルを発表しました。
2024年モデルはどう進化したのでしょうか。
日産GT−Rは2007年12月に日本で発売された、日本車を代表するスーパーカーです。
全長4710mm×全幅1895mm×全高1370mm、ホイールベースは2780mmというボディサイズで、乗車定員は4名(2+2名)。搭載エンジンは3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」で、570馬力・637Nm(GT−R NISMOは600馬力・652Nm)を発生、トランスミッションは6速DCTを組み合わせます。駆動方式は4WDです。
今回登場した2024年モデルは、フロントバンパーとリアバンパー、リアウイングに空力性能を向上させる新たなデザインを採用、空気抵抗を増やさずにダウンフォースを増加させています。
またタイヤの接地性やハンドリング性能も高めることで、洗練された乗り味を実現しています。
さらに最高出力や最大トルクなどのパフォーマンスを維持しながらも、走行時の不要なノイズと振動を低減する新車外騒音規制対応の新構造マフラーを新たに開発、採用しました。迫力ある新たなGT-Rサウンドを感じられます。
「GT-R Premium edition T-spec」では、専用にコーディネーションされた内装色や専用のサスペンションセッティングと専用カーボンセラミックブレーキなどを特別装備し、よりしなやかで上質な走りと、意のままに操れる楽しさの両立を実現。
「GT-R NISMO」は、新デザインのリアウイングを高い位置にセットするなど、空力性能の磨きこみを行っています。また、フロントメカニカルLSD追加にあわせて4WD制御を最適化。フロントとリアのトルク配分を緻密に制御することでコーナリング性能も向上させ、GT-R史上最高のパフォーマンスを発揮します。コーナリング性能の向上に伴い「専用RECARO製カーボンバックバケットシート」も、シート剛性とホールド性を大幅に向上させる仕様へと刷新しました。
さらに「GT-R NISMO Special edition」では、ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用すると共に、クリヤー塗装を施したNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)などを特別装備しています。
なお、GT−Rの生産台数には限りがあり、プレスリリースによると「ご注文をお受けできない場合がございます」とのことです。
発売は同年4月下旬の予定です(GT-R NISMO/NISMO Special edition 、GT-R Track edition engineered by NISMO/Track edition engineered by NISMO T-specは同年夏発売予定)。
日産GT−R2024年モデルの消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・GT−R Pure edition:1375万円
・GT−R Black edition:1535万500円
・GT−R Premium edition:1484万100円
・GT−R Premium edition T-spec:1896万700円
・GT−R Track edition engineered by NISMO:1765万600円
・GT−R Track edition engineered by NISMO T-spec:1765万600円
・GT−R NISMO:2865万600円
・GT−R NISMO Special Edition:2915万円