レクサスのフラッグシップクーペ&コンバーチブル「LC」が2024年モデルに進化、米国で発表されました。どのように変わったのでしょうか。
12.3インチタッチスクリーン採用などインテリアが大きく変更
レクサスの米国法人は2023年5月17日、最上級クーペ「LC500/lc500h」およびオープンモデル「LC500コンバーチブル」の2024年モデルを米国にて発表しました。
LCは2016年に世界初公開したレクサスのフラッグシップクーペです。2019年にはコンバーチブルモデルが登場しています。
今回米国で発表されたLC2024年モデルは、インテリアに12.3インチのタッチスクリーンを全モデルで標準装備。表示されるレクサスインターフェイスは最新版となっています。さらにインテリア色に新色のダークローズを設定しました。
また、全モデルに先進安全装備「Lexus Safety System+ 2.5」を搭載しています。
エクステリアでは、従来LC500h専用だった21インチの鍛造アロイホイールがLC500/LC500コンバーチブルでも標準採用、さらに新デザインの21インチ鍛造アロイホイールも選択できるようになりました。またタイヤ修理キットを使用するとスペアタイヤが不要になり、荷室スペースが広くなります。
またボディカラーはウルトラソニックブルーミカ2.0とコッパークレストの2色の新色を追加、7色から選択可能となりました。
さらに従来のLCクーペだけでなく、コンバーチブルもビスポーク・ビルドオプションが選択できるようになりました。これはホイールやスポイラー、ルーフ、内装/外装トリムなどの色などを自由にカスタマイズできるオプションです。
なおLC500ビスポーク・ビルドは和紙に印刷された特別なインテリアバッジが付与されます。これはLCチーフエンジニアの武藤泰史氏とレクサスマーケティング担当副社長のヴィナイ・シャハニ氏の署名・捺印がされた証明書となっています。
米国での税込み価格は、LC500が9万8850ドル(日本円で約1361万円)、LC500hが10万2150ドル(約1406万円)、LC500コンバーチブルが10万6350ドル(約1464万円)となります。
なお生産は日本の元町工場(愛知県豊田市)で、米国市場では2023年6月に発売される予定です。なお日本での展開時期は未定です。