2023年3月にフルモデルチェンジして日本に上陸した3代目BMW新型「X1」に、ディーゼルモデルが追加されました。X1初の48Vマイルドハイブリッド搭載で、クラス最高レベルの燃費を実現しています。

ガソリン、EVに続きディーゼルハイブリッドモデルが登場

 ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2023年5月26日、BMWのプレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X1」に、クリーンディーゼルモデル「X1 xDrive20d」を追加、発売しました。

 X1はBMWのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)ラインナップの中でもっともコンパクトなモデルで、初代は2009年に登場。初代X1は当時の3シリーズツーリング(E91型)をベースにしており、駆動方式はFR、またはFRベースの4WDでした。

 2015年には2代目にフルモデルチェンジ、この際「1シリーズ」と同じFFプラットフォームベースになっています。

 現行モデルは3代目で、日本では2023年3月に上陸。ボディサイズは全長4500mm×全幅1845mm×全高1645mm、ホイールベースは2690mmです。
 
 従来、204馬力・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載、7速DCTを組み合わせ4輪を駆動するガソリンモデル「X1 xDrive20i」、および、4輪駆動モデルで、トータル出力は200kW(272馬力)・494Nmとなる電気自動車(EV)の「iX1 xDrive30」の展開でした。

 今回登場したディーゼルモデル、X1 xDrive20dは、150馬力・360Nmを発生する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは7速DCTで、4輪を駆動します。さらにX1初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載、エアロダイナミクスの最適化などにより、同セグメント最大級となる燃費(WLTCモードで19.5km/L、JC08モードで22.6km/L)を実現しています。

 消費税込みの車両価格は以下のとおりです。

・ X1 xDrive20d xLine:606万円
・ X1 xDrive20d M Sport:606万円