プジョーは「3008」をフルモデルチェンジ、EVの新型「E−3008」を現在開催中のチューリッヒモーターショーで世界初公開しました。どんなクルマになったのでしょうか。

まずはEVの「E-3008」が登場

 ステランティスの仏ブランド、PEUGEOT(プジョー)は2023年11月1日、同年11月1日から5日までスイス・チューリッヒで開催されているチューリッヒモーターショーにおいて、CセグメントSUV「3008」をフルモデルチェンジ、実車を世界初公開しました。 

 プジョー3008は、初代が2009年に登場したコンパクトSUVです。2017年には2代目に進化、以来7年間で132万台、世界130か国で販売されています。

 今回登場したのは、全電気自動車(EV)の新型「E-3008」。プジョーは早ければ2025年までにEVのフルラインナップを提供することを約束しており、2030年までには欧州での販売の100%が電動になる予定です。新型E-3008はその先駆けとなるモデルとなります。

 さらにプジョーは2024年までに12種類のEV(3種類の商用車を含む)を揃え、欧州の量産車メーカーの中でもっとも幅広いEVを提供するといいます。

 新型E-3008は、ステランティスの新たなプラットフォーム「STLAミディアムプラットフォーム」を使った最初のモデルとなります。この革新的なプラットフォームは、ユーザーにとって重要な基準を満たすクラス最高のパフォーマンスを提供するように設計されています。

 新型E-3008は「アリュール」および「GT」のトリムレベルがあり、パワートレインは210馬力/230馬力のロングレンジ、および320馬力のデュアルモーター4輪駆動を備えています。またハイブリッドパワートレインも市場により登場する予定です。

 210馬力の前輪駆動は525km、230馬力の前輪駆動・ロングレンジは700km、320馬力のデュアルモーター4輪駆動は525kmのWLTPモード航続可能距離を実現しています。

 ボディサイズは全長4540mm×全幅1890mm×全高1640mmと、CセグメントSUVとしてはもっともコンパクトなモデルの1台となりますが、室内は広く2列目シートも十分なクリアランスを確保しています。また通常時の荷室容量は520リッターを確保しています。

室内は新たに「パノラミックi-コックピット」を採用

 エクステリアは、ファストバックSUVのダイナミックなボディラインを持っています。

世界初公開されたプジョー新型「E-3008」

 Cd値は0.28と、空力性能にも優れています。ヘッドライトは全グレードLEDを採用。またGTグレードには新開発のピクセルLEDテクノロジーが標準装備され、ヘッドライトのビームを交通状況に自動的に適応させます。

 インテリアには新たに「パノラミックi-コックピット」を採用。これは21インチの曲面パノラマスクリーンを採用したもので、中央のタッチスクリーンセクションにはドライバーと助手席の乗員の両方がアクセスでき、暖房/空調、ナビゲーション、メディアなどを操作することが可能です。

 アリュールグレードには2つの10インチデジタルスクリーンを搭載、21インチのパノラミックi-コックピットと同様の操作感を味わえます。

 フロントシートにはエアベントとマッサージ機能も搭載。さらに乗員の体型に合わせて電動で膨張または収縮するアダプティブ・サイドボルスターを設定することも可能です。

 ドライビングモードはノーマル/エコ/スポーツ/4WD(4WD車のみの設定)。センターコンソールにあるコントロールを介して選択が可能です。

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 チューリッヒモーターショーのプジョーブースには、7台のEVが展示され、プジョーブランドの電動化の今を伝えています。

 プジョー新型E-3008は、2024年2月から欧州市場に投入される予定です。生産はフランスのソショー工場でおこなわれます。

 日本での展開時期など詳細は未定です。