欧州カー・オブ・ザ・イヤー2024の最終候補車7台が発表されました。電気自動車が数多く最終候補者に残っていますが、その中で唯一トヨタ新型「C-HR」が入っています。

欧州COTY最終選考車に日本車で唯一選ばれたトヨタ新型「C-HR」

 ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー(欧州COTY)委員会は2023年11月27日、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2024の最終候補7台を発表しました。

 欧州COTYは1964年にはじまった歴史ある賞で、今回で61回目を迎えます。対象となるクルマは過去1年の間に欧州市場で発売されたモデルで、その中からもっともその年にふさわしいと思われれる1台が決められます。

 22か国/59人のジャーナリストが、対象車28台の中から7台ずつを選び、得票数の多かった上位7台が最終選考に残りました。

 今回、最終選考に残ったモデルは次の7台です。

・BMW 5シリーズ
・KIA EV9
・ルノー セニック
・ボルボ EX30
・BYD シール
・プジョー e-3008/3008
・トヨタ C-HR

 7台を見てみると、セダンが2車種(5シリーズ/シール)、SUVが5車種(EV9/セニック/EX30/3008/C-HR)となっています・

 また時代を反映し、EVが多く選出されているのも近年の特徴です。EV9/セニック/EX30/シールの4車種はEV専用モデル、そして5シリーズには「i5」、3008には「e-3008」というEVが用意されますが、C-HRはハイブリッドのみで、EVは用意されていません。

 今後、試乗会が開催された後に委員による投票がおこなわれ、2024年2月26日に開催されるジュネーブ・モーターショーのセレモニーで欧州カー・オブ・ザ・イヤー2024が決定します。

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 前回の欧州COTY2023に選ばれたのはジープ「アベンジャー」で、ジープブランドがこの賞を受賞したのは初めてのことです。

 欧州COTYはこれまで、小型車が多く受賞してきていることが特徴です。ブランド別に見ると、フィアットの受賞が9回、ルノー、プジョーが6回、欧州フォード、オペルが5回受賞しています。

 また日本車も、1993年の日産「マイクラ(日本名:マーチ。初代)」を皮切りに、2000年のトヨタ「ヤリス(日本名:ヴィッツ。初代)」、2005年の「プリウス(2代目)」、2011年の日産「リーフ(初代)」、2021年のトヨタ「ヤリス(4代目)」が受賞しています。

1964年からの欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞車をチェック

 1964年からの欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞車は以下のとおりです。

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2023はジープ「アベンジャー」が選ばれた。ジープブランドとして初受賞だった

1964 ローバー2000
65 オースチン1800
66 ルノー16
67 フィアット124
68 NSU Ro 80
69 プジョー504
70 フィアット128
71 シトロエンGS
72 フィアット127
73 アウディ80
74 メルセデス・ベンツ450SE
75 シトロエンCX
76 SIMCA 1307/1308
77 ローバー3500
78 ポルシェ928
79 SIMCA ホライゾン
80 ランチア デルタ
81 フォード エスコート
82 ルノー9
83 アウディ100 
84 フィアット ウノ
85 オペル カデット
86 フォード スコーピオ
87 オペル オメガ
88 プジョー405
89 フィアット ティーポ
90 シトロエンXM
91 ルノー・クリオ
92 VW ゴルフIII
93 日産マイクラ
94 フォード モンデオ
95 フィアット プント
96 フィアット ブラーボ/ブラーバ
97 ルノー メガーヌセニック
98 アルファ ロメオ156
99 フォード フォーカス
2000 トヨタ ヤリス
01 アルファ ロメオ147
02 プジョー307
03 ルノー メガーヌ
04 フィアット パンダ
05 トヨタ プリウス
06 ルノー クリオ
007 フォード S-MAX
08 フィアット500
09 オペル インシグニア
10 VWポロ
11 日産リーフ
12 オペル アンペラ
13 VWゴルフ
14 プジョー308
15 VWパサート
16 オペル アストラ
17 プジョー3008
18 ボルボXC40
19 ジャガーIペイス
20 プジョー208
21 トヨタ ヤリス
22 KIA EV6
23 ジープ アベンジャー