最大出力330馬力を誇るホンダ「シビック タイプR」は根強い人気を集めています。そんな「シビック タイプR」を購入するには一体どれくらいの年収が必要になるのでしょうか。 

シビック タイプRを購入するのに必要な年収とは?

 現行のホンダ「シビック タイプR」は、突出した速さと乗る人を魅了させる「ドライビングプレジャー」が両立した、究極のピュアスポーツ性能を目指して開発されました。

 搭載されるエンジンは、2リッター直列4気筒ターボ「K20C」型をベースに改良が加えられたもので、最高出力は330馬力、最大トルクは420Nmとなっています。

 組み合わされるトランスミッションは6速MTで、トランスミッション内部のシフトリンク機構の最適化や、シフトゲートのストレート部分の延長により、5速から4速といったななめシフト時でもスムーズな操作感を体感できるのが特徴です。 

 さらに、専用のデータロガー「Honda LogR(ホンダ ログアール)」が搭載されており、車両の運動情報などを表示するパフォーマンスモニターや走行データを自動解析しスコア化するなど画期的な機能が搭載されています。

 国産スポーツカーとして、非常に高い性能を誇るシビック タイプRですが、実際に購入すると年収はいくらくらい必要となるのでしょうか。

 まず、シビック タイプRの本体価格は、499万7300円となっています。これにオプション追加などで1割ほど足すと、約550万円になります。

 国税庁の統計調査では、2022年度の平均年収は457万6000円と発表されていました。男性の平均は563万3000円、女性は313万7000円です。

 通常、無理なく購入できるクルマの価格は、年収の半分までと言われています。そうなると、一人の平均年収では約500万円のシビック タイプRを購入するのはあまり現実的だとは言えません。
  
 一方で、男女共働き世帯と仮定して男女の平均額を足した場合の年収は877万円となり、その半分は約439万円となるので、必ずしも手が届かないというわけではなさそうです。

ローンを組んだ場合はどうなる?

 それでは、ローンを組んだ場合はどうなるでしょうか。

2022年9月に登場したホンダ新型「シビック タイプR」のインテリア

 車両本体価格499万7300円でローンを組んだ場合を考えてみます。

 仮に、金利4%、5年ローンの60回払いで、頭金やボーナス払いなしで計算してみると、支払い総額は549万7030円、月々の返済額は約9万1618円となります。

 分割でローンを組む場合は、毎月の手取り月収の20パーセント以下に抑えるのが理想とされています。

 男女の平均年収を足した877万を世帯年収として仮定すると、月収は73万833円となり、その20%は14万6167円です。

 こうしてみると、月々9万1618円の返済ならばかなり手が届きやすいかもしれません。

 また、残価設定ローンを利用することもできます。

 残価設定ローンは、車両本体価格の一部を返済の最終回に据え置き、残りの金額を毎月支払います。これにより一般的なローンより月々の負担が少なくなります。

 契約満了時は、同じ販売店で新車に乗り換えるか、クルマを返却する、あるいは、一括清算や再クレジットでクルマを買い上げる、などといった選択肢があります。

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 シビック タイプRを購入するには、年収800万円ほどあればローンを組むことで、ある程度無理なく購入することができるかもしれません。