ベントレーモーターズは2024年6月26日、コンチネンタルGTシリーズの第4世代となる新型「コンチネンタルGTスピード」を発表しました。SNSでもコメントが見られます。

EVとしても動かせる高級グランドツアラー

 ベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が2024年6月に発表されました。

 新たなパワートレインを搭載し、新世代のベントレースポーツを牽引するモデルとなります。

 コンチネンタルGTは、2ドア・4シーターのスポーツモデルです。高性能パワートレインを搭載しながらも、それを主張しすぎずあくまでエレガントなクーペボディにまとめています。

 そのスタイルは紳士の国英国の高級車らしい点だといえるでしょう。

 ブランドのスポーツラインを担うコンチネンタルGTには、ベントレーの最高峰のエンジンが搭載されてきました。

 先代にはW型12気筒エンジンを搭載。ジグザグ状に並べた6気筒を2列用意し、1本のクランクシャフトにV字型に接続したのがW型エンジンです。真横から見ると2つのV字があるように見えることから、そう呼ばれています。

 W型エンジンを作り上げ量産するには高い技術力が必要です。そのため、ベントレーの技術を象徴するエンジンに位置づけられていました。

 W12エンジンは、前型を最後に生産終了となりました。代わりに新型に搭載されているのが「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」です。

 ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドは、新開発の4リッターV型8気筒ツインターボエンジンに高出力の電気モーターを組み合わせたシステムです。

 エンジンのスペックは、最高出力600PS・最大トルク800Nmで、電気モーターは最高190PS・450Nmを発生します。

 システム総合は782PS・1000Nmのスペックとなり、0-100km/h加速は2.3秒、最高速度は335km/hに達するとのことです。

 ちなみにトランスミッションは8速AT(デュアルクラッチ式2ペダルMT)で、駆動方式はAWD。新パワートレインに合わせて車体も新開発の「ベントレー・パフォーマンス・アクティブ・シャーシ」を採用しています。

 モーターのみでも走行ができ、最大81kmのEV走行が可能とのことです。

 内外装のデザインにもテコが入れられています。

 外装面では、ヘッドライトがシングルヘッドライトとなりました。ただ、コンチネンタルGTらしい流麗なクーペのラインや、筋肉質なリアフェンダーといった箇所は前型を踏襲しています。

 内装面では、ウェルネスを重視した3Dレザーで、かつ新しいキルティングも採用したシートや、新型のエアイオナイザーを装備し、4席ともダーククロムに仕上げてあります。

 また「My Bentley App Studio」を導入し、アプリを直接車両にダウンロード可能です。

最高時速335km/hのGTにはネットでさまざまなコメントが

 新型コンチネンタルGTスピードには、SNSでもコメントが見られます。

ベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」のインテリア

「驚異的に美しい外観のデザイン」「遠目から見てもベントレーだとはっきりわかる」「一見するとヘッドライトに違和感があるが、正面から見ると悪くはない」「単眼になったことでフロントフェイスがスッキリしたね」

 ボディデザインについては、片側単眼となったデザインについてコメントが見られますが、受け入れられているとみて良さそうです。

 パワートレインについては、「電動に対してベントレーが出した答えだと思う。EVのみで80kmも走ればPHEVに分類される電動車と見て良さそう」という意見も。

 また、「最高速度は335km/hとのことだけど、タイヤの減り具合は大丈夫だろうか。ちなみにブガッティは最高速を出したらタイヤ交換になる」といったコメントも見られました。

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 海外の高級グランドツアラーは、エンジン音も魅力の一つです。ただ、世の中としては電動化が進んでいます。

 しかし、エンジン音がなくなるわけではありません。世界的にはEV状態での航続距離を伸ばしたPHEVの導入が進んでいます。

 住宅地はEV、郊外に出たらエンジンのサウンドを思い切り楽しむ。そんな使い方ができるのではないでしょうか。