間もなく米国フロリダ州のコーラルゲーブルズで開催されるRMサザビーズのオークションに、1993年型のランボルギーニ LM002が出展されます。どんなクルマなのでしょうか。
燃料タンク容量は驚異の290リッター
米国フロリダ州のコーラルゲーブルズで間もなく開催されるRMサザビーズのオークションに、1993年型のランボルギーニ「LM002」が出展されます。どんなクルマなのでしょうか。
1986年に開催されたブリュッセル・ モーターショーに、ランボルギーニは全長約4.8m×全幅2m×全高約1.8m、車両重量は約2.7トン、そしてV12エンジンを搭載したスーパーオフロード4WD「LM002」を登場させました。
LM002は、あのカウンタックと同じパワフルなV型12気筒エンジンをフロントに搭載し、スペースフレームのシャシはアルミニウムとファイバーグラス(FRP)のパネルで覆われ、しかもエアコンやパワーウインドー、フルレザートリムを備えた豪華なインテリアを採用していました。
ZF製の5速マニュアルギアボックスがV12エンジンの444馬力を路面に伝え、フロントとリアのディファレンシャルを切り替えれば駆動方式はRWDと4WDを選択でき、LM002はどんな環境でもあらゆる路面に対応できるマシンになったのです。
0−60mph(約96km/h)加速のタイムは7.7秒、最高速度は118mph(約189km/h)と、このサイズと重量やスタイリングを考慮すれば、そのパフォーマンスは十分以上といえるでしょう。
ただし、燃費は良くありません(リッターあたり750〜900m!と言われています)から、燃料タンクは約290リッター(76.6ガロン)という巨大な容量を確保していました。
LM002は1986年から1993年まで生産されましたが、その生産台数は300台あまりだったと言われています。
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今回のオークションに出品された、このLM002は後期生産(1993年)型で、パスカル・アルベダ氏というオーナーのためにドイツに新車で納車されました。彼は、2018年にドイツのエッセンで開催されたオークションに出品するまで、このLM002を大切に保管していました。
2024年4月、このLM002は3人目のオーナーに渡ります。その間、数十年にわたりほとんど使用されることなく、走行距離はわずか2万2657km(1万4078マイル)となっています。
この堂々とした、角ばったスタイリングのエクステリアは、幻想的で威嚇的な光沢のあるブラックペイントに塗られています。
インテリアはソフトなブラックレザーに覆われ、スポーティなバケットシートは縁に鮮やかな赤いパイピングが施され、ドアトリム下部の赤いアクセントとコーディネートされています。
ダッシュボードやドア内張り上部には魅力的なウッドパネルがあしらわれ、高級感をさらに高めています。
また、非常に珍しい純正オプションのラゲッジコンパートメントがベッド(荷台)に装備されているのも特筆すべきことでしょう。
カウンタック由来のV12エンジンによるパワーと、無限の多用途性をフラッグシップのラグジュアリーに融合させた画期的なオフロード4WD、ランボルギーニ LM002。
このクルマは、今もなおブームが続くSUVの頂点に位置する、ハイパフォーマンスSUVのルーツ的存在です。
1993年型ランボルギーニLM002、落札予想価格は35万USドルから45万USドル(1USドル=158円として、約5530万円から7110万円)と予想されています。


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