ジェラルド・チャールズより、新作「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」が登場。ブランド創業者のジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏お気に入りのラピスラズリを高度な技術でダイヤルへと加工した特別なモデルがコア・コレクションに加わります。

●大半は廃棄!困難を極めるラピスラズリ文字盤製作

 “時計界のピカソ”、“マエストロ”と讃えられる伝説的時計デザイナー、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏が2000年に生み出したブランド「Gerald Charles(ジェラルド・チャールズ)」。

 バロック建築などからインスパイアを受けた様式美のあるデザインが特徴ですが、八角形を基本としたケースの6時位置のみがカーブを描く、通称“スマイルライン”は一貫してブランドのアイコンに。

 新作ラピスラズリモデルのベースとなる「マエストロ 2.0 ウルトラシン」も当然そのアイコニックなケースを採用しており、厚さわずか3.7mmというマニュファクチュール2.0キャリバー搭載による薄型ケースと、簡素なインデックスとデイト表示のみというミニマルな表現により、却ってエレガントさの引き立つコレクションとなっています。

 もちろん最大の特徴はそのダイヤル全面を覆うラピスラズリの深いブルーと特有のテクスチャ。

 その仕上がりを眺めれば優美で神秘的なダイヤルですが、その製作工程では非常に高度な技術と根気が必要となります。

 カットするまで色がわからない原石は、5mm厚の円盤から削り出していくうちに欠陥が判明し大半は廃棄。最終的に50個のダイヤルを完成させるために少なくても150枚のディスクを要したとのこと。

 壊れやすいラピスラズリは、アイコンである八角形とスマイルラインが融合した独自の形状へと根気強く研磨され、針やデイト表示ための穴を開けるなどの精密な作業も必要となります。

 こうしてひとつの文字盤を完成させるためにかかる時間は平均で24時間ほど。外観だけでなくそうしたエピソードからも高い価値観を感じとれるモデルとなっています。

 ステンレススチール製のケースは、ベゼルにラピスラズリと共鳴するブルーのカラーミックス・コーティングが施され、対傷性を向上させるとともに、“スマイルライン”の印象を増幅させるひと仕掛けに。

 同じくブルーのラバーストラップでは、こちらもブランドにおいて一貫して採用されているクル・ド・パリ装飾によってエレガンスをプラス。

 シースルーバックからはマニュファクチュール2.0キャリバーを確認でき、そのローターにはブランド創業25周年記念のロゴがローラーにあしらわれるという特別なディテールも。

 この裏蓋を見回してもシリアルナンバーの記載はなく、すなわち、手間暇かかるラピスラズリダイヤルでありながらも限定モデルではなくコア・コレクションにての展開。

 ラピスラズリという選択は、他でもなくジェンタ氏お気に入りの宝石であるという理由によるもの。スマイルラインに加えて新たなマエストロらしさを添えた一本となりました。

●製品仕様
「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」
・価格(消費税込):400万4000円
・REF:GC2.0-SSPS-LS-RSPN
・ムーブメント:超薄型、スイス製マニュファクチュール2.0キャリバー/自動巻き
・ムーブメントの厚さ:3.7mm
・ムーブメント仕上げ:コリマソン、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ仕上げの繊細な装飾が施されたブリッジ/創業25周年記念ロゴをあしらったセンターローター
・パワーリザーブ:50時間
・文字盤:ラピスラズリ文字盤、新ロゴ「ジェラルド・チャールズ・ジュネーブ」付き
・ケース直径:39mm×41mm、右側にクル・ド・パリ仕上げのねじ込み式リューズ(ロゴ刻印あり)
・ケース厚さ:9mm
・裏蓋:フラットサファイヤクリスタル
・防水性:10気圧/100m