ジャガーは2025年3月13日、フランスで開催された「パリ・ファッション・ウィーク」の期間中に新型EVのコンセプトモデル「ジャガー タイプ00」を一般公開したことを発表しました。どんなクルマなのでしょうか。

特注色の“フレンチ・ウルトラマリン”を採用

 ジャガーは2025年3月13日、フランスで開催された「パリ・ファッション・ウィーク」の期間中に新型EVのコンセプトモデル「タイプ00」を一般公開したことを発表しました。

 タイプ00は2024年12月2日、アメリカのマイアミ・アートウィークで世界初公開されました。従来のジャガーとは一線を画す斬新なデザインが特徴です。フロントフェイスは、従来のグリルを廃し、滑らかなパネルで構成されています。

 これにより、空力性能の向上と未来的な印象を与えています。また、薄型のLEDヘッドライトがシャープな印象を強調し、全体のデザインに一体感を持たせています。

 サイドビューでは、ロングノーズとショートデッキのプロポーションが際立ち、リアに向かってなだらかに落ちるキャビンデザインが特徴的です。このデザインは、クラシックなEタイプを彷彿とさせつつも、現代的な解釈が施されています。さらに、ドアハンドルやサイドミラーを排し、クリーンでミニマルな外観を実現しています。

 リアエンドは、細長いLEDテールライトが車幅いっぱいに配置され、近未来的な印象を与えています。また、ディフューザー形状のバンパーがスポーティさを強調し、全体のデザインバランスを保っています。

 パリで公開されたタイプ00のボディカラーには、アートとフランスを象徴するビスポーク(特注)カラー「フレンチ・ウルトラマリン」を新たに採用しています。ジャガー独自の顔料にメタリック成分を加えたこのカラーは、サテン仕上げのような光沢があり、タイプ00のユニークで大胆なフォルムを美しく引き立てています。

 インテリアに関しては、シンプルで機能的、かつ高級感のある空間となっています。最新のインフォテインメントシステムや高度な運転支援システムの搭載も予想され、未来のジャガーの方向性を示唆していると考えられます。

 ジャガーは、1922年の創業以来、100年以上にわたり伝統と革新を融合させたクルマづくりを続けてきました。タイプ00は、その歴史の中で新たな一歩を示すモデルであり、今後のジャガーのデザインや技術の方向性を示唆するものとして、引き続き注目されることでしょう。