ハーマンインターナショナルが展開するハイエンドオーディオブランド・マークレビンソンから、ハイブリッド式のノイズキャンセリング機能を搭載するBluetoothワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン「No.5909」が登場。同ブランド初となるポータブルデバイスの実力をチェックします。

ブランド初のポータブルオーディオデバイス

 世界的なオーディオメーカーのハーマンインターナショナルが展開するハイエンドオーディオブランド・マークレビンソンから、ブランド初のワイヤレスヘッドホンが登場。

 ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン「No.5909」がそれで、発売は2022年6月が予定されている。

 マークレビンソンは、ハイエンドオーディオというジャンルを確立し、レクサス各モデルの車載用オーディオも手がけるアメリカのブランドだ。

 ホームオーディオ分野ではこれまで、プリアンプやパワーアンプ、プレーヤーなどをラインナップしてきたが、創立50周年の節目を迎えるタイミングで、ブランド初となるポータブルオーディオデバイスのワイヤレスオーバーイヤーヘッドホンをラインナップに加えた。

「No.5909」には、ヘッドホンを熟知した系列のハーマン系ブランドの技術が惜しみなく取り入れられている。その結果、理想のヘッドホンサウンドを追求し、長年にわたる研究をふまえた専用の音響設計が施されており、ワイヤレスヘッドホンとは思えない繊細なサウンドクオリティを楽しめる。

原音に忠実な純度の高いサウンド

 既存のラインナップと同様、比類なきオーディオパフォーマンスを体験できる「No.5909」の特徴について、ハーマンインターナショナルの広報担当・石原嘉範さんは次のように語る。

「『No.5909』はマークレビンソンのサウンドコンセプトである“原音を忠実に、ライブの感動を再現する”を目指し、オーディオ特性に優れたベリリウムコーティングを施した新開発の40mm径ダイナミックドライバーを搭載しています。これにより、純度が高く、極限まで研ぎ澄まされたサウンドをご体感いただけます。

 また、サウンドクオリティを十分に引き出すために、業界最上位クラスのハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を搭載しました。これにより周囲のノイズを圧倒的に低減するため、上質な静寂感のなかで心ゆくまで好きな音楽に浸っていただけます」

 高解像度の“Bluetooth Ver5.1ワイヤレス接続”時に対応するコーデックは、SBCやAACに加え、ハイレゾ級ワイヤレス受信が可能な“LDAC”や“apt-X Adaptive”にも対応。なお、付属の3.5mm径ケーブルを使ってプレイヤーとつなげば、パッシブ型ハイレゾ対応ヘッドホンとしても使用できる。

「その上『No.5909』には、DAC(デジタルアナログコンバーター)が内蔵されています。これにより、付属のUSBケーブルでパソコンとダイレクトにつないでいただくことで、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源もお楽しみいただけます」(石原さん)

有線接続にも対応。DACが内蔵されているため、付属のUSBケーブルでパソコンとダイレクトにつなげば、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源も楽しめる

 さらに、専用アプリ「Mark Levinson Headphones」を活用すると、手持ちのスマートフォンを使ってサウンドの調整や操作ボタンの変更といったカスタマイズや、ファームウエアアップデートなどもおこなえる。

 なお、ノイズキャンセリング機能の使用時でも最長約30時間の連続再生が可能。5分ほどの充電で最長約6時間使用できる急速充電にも対応している。

●高級感を踏襲したプロダクトデザイン

「No.5909」のプロダクトデザインは、マークレビンソンならではの高級感を反映したものだ。

 イヤーカップには、メタリック加工を施したアルマイトフレーム、ヘッドバンドやイヤークッションには、高い装着感と適度な密閉感を両立するプレミアムレザーを採用。厳選された高品位マテリアルを使用し、美しい外観に仕上げられている。

 ハイエンドオーディオならではの音質、質感、高級感を手軽に味わえる、マークレビンソン初のワイヤレスヘッドホン「No.5909」なら、プレミアムサウンドを心から堪能できそうだ。

●商品仕様
・価格(消費税込):12万1000円
・重量:約340g
・対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、apt-X adaptive
・連続使用時間:最大約34時間