ハイカーに高い支持を得ているザ・ノース・フェイス「クライムジャケット」が、この春よりエコ素材になりました。素材が変わっただけではありません。ほんのわずかですが身幅にゆとりがうまれ、重ね着しても動きやすくなっています。

雨でもアクティブに! その願いをかなえるために見直したパターンが優秀

 梅雨時のアウトドアシーンに欠かせないのが防水シェルだ。

 防水シェルは、ナイロンなどの生地に薄い膜を貼りつけた生地を採用することで、湿気はとおすけれど雨粒をとおさないように仕上げたウエア。各社いろいろな素材を開発しており、透湿性と防水性を高次元で備えつつ、軽さやしなやかさなど特徴を持たせているわけだが、日本において圧倒的な支持を得ているのがゴアテックスだ。

 タウンから登山まで幅広いシーンで愛され、いくつもの防水シェルがラインナップされているザ・ノース・フェイスでも“スタンダードな防水シェル”として人気を得ているのが「クライムライトジャケット」。

 2015年の初登場以降、改良をつづけ、いまもなお売れつづけている人気モデルが2022年、アップデートされた。

「これまで定番として長く愛していただいているジャケットを、スタンダードなレインウエアとして今後も安心してお使いいただけるよう、この数年の間に進化したミドラーを着た際にもおさまりがよく、より動きやすいパターンに見直しました」(ゴールドウイン)

 たとえば身幅は旧モデルより1.5cm、着丈は1cmほどゆとりを持たせている。旧モデルのタイトなシルエットはカッコよく、風によるバタつきや引っかかりを防ぎ安全な歩行をサポートするが、一方で肌寒い時期など重ね着したときやハーネスを装着した場合に動きを妨げられる危険もある。新生「クライムライトジャケット」ではそのギリギリのラインを攻めたというわけだ。

「よりよいパターンで動きやすくアウトドアで快適に過ごすための研究をつづけていますが、そうしたなかで、いま、もっともよいパターンや仕様を採用しています。フードについてもヘルメットをかぶることが必須とされるルートが増えるなか、フードのカバー率を上げています。もちろん、日常で使っていただく際やヘルメットがないシーンでも視界をさえぎらない(コードを引っ張って調整できる)スピンドル仕様。こちらも以前のものよりフィット感が高くなっています」(ゴールドウイン)

 パターンだけでなく、ヘルメットの有無にかかわらず視界を確保するゆったりフードなどが見直されているというわけだ。

 裏地はこすれに強く湿気を含みにくいマイクログリッドバッカーテクノロジーを搭載した3層ゴアテックスではあるが、新生「クライムライトジャケット」は表地にリサイクルナイロンを使用。

 高い防水・透湿性にタフさを融合させているのは従来と同じだが、時代に即したエコ素材を採用している。自然のなかで活動をする登山やキャンプで着用する防水シェルだからこそ、環境に配慮した素材は大歓迎だ。

 アルパインらしいホライズンレッド、ロイヤルブルー、キャンプやタウンになじむアビエイターネイビーやティングレー×メルドグレイなど全8色。カラバリだけでなくサイズのバリエも豊富で、自分の身体にフィットするサイズを無理なく選べることもポイントだ。

●製品仕様
・価格(消費税込):3万5970円
・サイズ:S〜XXL
・重量:315g(Lサイズ)
・素材:20Dリサイクルナイロン ゴアテックス・マイクロ・グリッドバッカー