ホンダ2代目「インテグラタイプR」は21年前の今日、2001年7月2日に発売されました。当時はクーペ人気が低迷し、2006年に生産が終了されましたが、その後の中古車市場ではいまも根強い人気を誇ります。

当時の車両価格は259万円

 21年前の今日、2001年7月2日に発表、発売されたのが、ホンダ2代目「インテグラタイプR(INTEGRA TYPE R)」です。

 2代目インテグラタイプR(DC5型)は、4代目となる新型インテグラに登場したタイプRです。

 初代インテグラタイプRには、3ドアクーペのほか4ドアハードトップにも設定されていましたが、この2代目は3ドアクーペのみ、そしてボディは3ナンバーサイズに拡大されました。

 また初代インテグラタイプRは、3代目インテグラが登場して2年後に追加された、ベースモデルをチューニングした高性能モデルだったのに対し、2代目インテグラタイプRは基本設計から新開発し、ベースモデル「iS」と同時に発売しました。

「エキサイティングクーペ」を開発テーマに掲げ、「走る・曲がる・止まる」というスポーツモデルの基本を徹底的に追求。

 エンジンは給排気系や回転系パーツをすべて新開発し、インテークからエキゾーストまで徹底的に高回転化を追求した、220ps/8000rpm・206Nm/7000rpmを発生するK20A型2リッター自然吸気エンジンを搭載。高性能化を実現しながらも、初代インテグラタイプRの1.8リッターエンジンよりも約10kgの軽量化を果たしていました。

 組み合わされるトランスミッションは、新開発された6速MT。45mmのショートストロークで小気味良いレスポンスを実現していました。また従来の慣性マスに対して約30%低減した、超軽量の鍛造クロモリフライホイールを採用。加速性能にも貢献しました。

 ボディもサーキットでの限界走行テストをベースに、ボディのオーバーハング部、サスペンションまわりを補強材の追加により徹底強化しています。

 ブレーキはホンダとしてははじめて、ブレンボ社と共同開発。ブレンボ社製アルミ対向4ポットキャリパーと放熱性に優れたピラータイプの大径ディスクをフロントに採用しました。

 ボディサイズは4385mm×1725mm×1385mm、ホイールベースは2570mmと、3ナンバーサイズに拡大。車両重量は初代インテグラタイプRと比べて100kg以上増えましたが、それでも1180kg(エアコン装着車)。10・15モード燃費は12.4km/Lと、高性能スポーツカーとしては良好な数値でした。

 当時の車両価格は259万円。メインカラーの「プレミアムホワイトパール」は3万円高でした。

 2代目インテグラタイプRが登場した2001年当時はRVブームで、クーペなどスポーツタイプは人気が低迷している時代でした。2代目インテグラタイプRもその波に揉まれ、2006年に生産終了。ベースのインテグラとともに車名が消えました。

 中古車市場では初代、2代目ともに絶大な人気を誇ります。程度は個体差が大きいため、購入する際は必ず試乗することをおすすめします。

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 2021年11月、米国で新型「インテグラ」プロトタイプが復活、2023年モデルとしてまもなく登場する予定です。タイプRが設定されるかどうかはアナウンスされていませんが、期待されるところです。